女子力アップ!キャビンアテンダントおすすめのヘアスタイルをご紹介

キャビンアテンダントのヘアスタイルというと、おだんごのようにまとめたシニヨンやエレガントで大人の雰囲気が漂う夜会巻きをイメージする人が多いのではないでしょうか。

かつては、髪色のカラーリングは不可とされていることが多く、ヘアスタイルについても新人キャビンアテンダントは夜会巻き不可、バレッタなどの装飾品は不可というような厳しい規定を設けていた航空会社もありました。

しかし近年では、清潔感があること、サービス中や緊急時に邪魔にならないことなど最低限の規定が守られていれば、髪色もヘアスタイルも自由という航空会社も増えてきています。

そこで今回は、キャビンアテンダントおすすめのヘアスタイルをご紹介します。

きれいなシニヨンの作り方

女子力アップ!キャビンアテンダントおすすめのヘアスタイルをご紹介

キャビンアテンダントの代名詞とも言えるシニヨン。

キャビンアテンダントを目指す人の中にはシニヨンに憧れを抱いている人もいるかもしれませんね。

1日に多くのお客様とお逢いするキャビンアテンダントにとって、機内でのサービス中に何度も髪の毛に触れることは衛生面から見てもよくありません。

お辞儀や動くたびに前髪が目にかかってしまう、乱れたヘアスタイルを気にして業務に集中できないということがないように、シンプルでありながら清潔感があるきれいなシニヨンの作り方をご紹介します。

用意するもの

  • ヘアゴム
  • ネット(糸が細く目の細かなものがベター)
  • ヘアピン
  • Uピン
  • ハードスプレー

シニヨンの作り方

➀髪の毛を耳の高さでひとつに結ぶ。

➁結んだ髪の毛の根元に沿っておだんごを作るようにぐるぐると巻いていく。難しい場合は先に少し巻いておくとまとめやすくなります。

➂巻いたおだんごが緩まないよう片手で押さえながらネットをかぶせる。

➃ネットをかぶせたおだんごを片手でしっかりと押さえながら頭皮に沿ってヘアピンで固定していく。Uピンを使っておだんごの髪の毛を少しすくい、頭皮に沿ってヘアピンを指し、ヘアピンが頭皮に当たったらヘアピンの向きを下向きにかえすとしっかりと固定できます。

➄おだんごがしっかりと固定されたことを確認したらハードスプレーで仕上げる。

夜会巻きの方法・ポイント

キャビンアテンダントのヘアスタイルの中でも華やかなイメージが強い夜会巻き。ベテランキャビンアテンダントというイメージを抱く人もいるかもしれませんね。それはきっと夜会巻きをすると大人っぽく見えるからだと思います。

夜会巻きは、結婚式やパーティーなどの華やかなシーンをはじめ、上品な和服にもぴったりのヘアスタイルです。難しそうに見えますが、慣れれば数分で出来てしまいます。

ここでは、自分で簡単にできる夜会巻きのポイントをお教えします。

長さ

夜会巻きはロングヘアでなければできないというイメージかもしれませんが、肩につくくらいの長さがあれば誰でも出来ます。

また、長すぎるとボリュームが出すぎてしまうため、あまりおすすめできません。

夜会巻きが一番やりやすいのはセミロング程度の長さです。

用意するもの

  • ヘアゴム
  • 夜会巻き用のUピン
  • ヘアピン
  • Uピン
  • ハードスプレー

夜会巻きの留め方

➀髪の毛を耳の高さでひとつに結ぶ。ストレートヘアやさらさらの髪質の方は先に少し水で湿らせておくか、軽く巻いておくとやりやすいです。

➁結んだヘアゴムの位置を少しだけ下にずらし、毛先を上に向かってねじり上げる。ロングヘアでねじり上げた毛先が余る場合は、二つ折りにしてねじり上げた溝に入れておきます。

➂ねじり上げた髪を片手でしっかり押さえながら、見えている部分がまっすぐになるよう整えます。

➃ねじり上げた髪の表面だけを夜会巻き用Uピンですくい、くるりと裏返して固定する。すくう髪の量が多いと固定した後に髪が引きつってしまいますので、少量だけすくうようにしましょう。

➄夜会巻きがしっかりと固定されたら後れ毛をヘアピンで留め、ハードスプレーを全体にかけて仕上げる。

女子力アップ!キャビンアテンダントおすすめのヘアスタイルをご紹介

キャビンアテンダントにおすすめの髪型

手入れの行き届いたきれいな髪の毛は清潔感があり魅力的ですよね。また、外資系航空会社では日本人クルーの太くツヤのある黒髪に憧れるという声もよく聞きます。

キャビンアテンダントは、長いフライトの間ずっと同じ髪型をキープするだけでなく、水の異なる海外でのステイが多く髪の毛が痛みがちです。

日本で使っているシャンプーだと硬水では泡立たない、国によっては石灰分が入っている水を使わなければいけないなど髪の毛に関する苦労は絶えません。

キャビンアテンダントの中にはその国によってシャンプーを変えてケアしているという人や、ステイ先にヘアドライヤーを持参しているという人も多くいるほど、へアケアには力を入れています。

そこで、世界中を飛びまわるキャビンアテンダントの声を髪の毛の長さ別にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ロング

パーマをかけたりストレートにしたり、様々なヘアアレンジが簡単にできるロングはキャビンアテンダントに一番人気の髪型です。

長時間同じ髪型をした乗務後は結びくせがついてしまうことが難点ですが、乗務中はシニヨンや夜会巻きのようアップスタイルにし、乗務後や休日はダウンヘアにすることで、オンとオフの切り替えがしやすいという声をよく聞きます。

ミディアム

ミディアムでシニヨンを作るのはボリュームが足りなく難しいという声をよく聞きます。そのため、シニヨンが義務付けられている場合にはウィッグなどを使いネットをかぶせてシニヨンのボリュームを出すという方法もあります。

また、ロングに比べて髪の毛を乾かしやすいので、疲れている日にもさっと乾かして休むことができます。

ボブ

ロングのイメージが強いキャビンアテンダントですが、ボブスタイルのキャビンアテンダントもいます。

ふんわりとした印象のボブスタイルは、軽やかで柔らかなイメージが出る一方で、機内で作業をする時に前髪やサイドの髪の毛が顔にかかりやすいというマイナス点があります。

また、乾燥した機内やその日の天候によって髪のボリュームが左右されやすいので、しっかりとセットしてヘアスプレーなどで固定する必要があります。

ショート

少数派ではありますが、ショートヘアのキャビンアテンダントもいます。

ショート派のキャビンアテンダントは、機内で作業をする時も邪魔にならず、長距離フライトのレストの時も気にすることなく横になって眠れるので楽!という声が圧倒的に多いです。

乗務後もそのままでいいので楽ですが、オンとオフの切り替えがしづらいという声もあります。

前髪ぱっつん

キャビンアテンダントは多くのお客様とお会いするため、第一印象が重要です。

お客様に良い印象を与えるため、表情が明るくはっきりと見えるように前髪は斜めに流したり、オールバックにしたりしていることが多いです。

前髪ぱっつんは日本人らしくて可愛いという印象を受ける人も多いと思いますが、前髪が目にかかり重い印象を与えてしまうため、キャビンアテンダントとして乗務する際にはあまりおすすめできません。

女子力アップ!キャビンアテンダントおすすめのヘアスタイルをご紹介

まとめ

いかがでしたか?

キャビンアテンダントは会社の顔でもあります。好きなヘアスタイルはプライベートだけにとどめ、乗務の際は規定に従ったヘアスタイルにすることが大切です。

ヘアスタイルが自由という場合にも、最低限のマナーとして清潔感を保つように心がけましょう。

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この記事を書いたキャビンアテンダントは・・・

ca6桜子さん

海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社のキャビンアテンダントへ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。

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