スカイマークはLCC?スカイマークとJAL・ANAの違い(会社や客室乗務員の比較)

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スカイマークはLCC?スカイマークとJAL・ANAの違い(会社や客室乗務員の比較)

スカイマークという航空会社をご存知ですか?

聞いたことがあるけれど、よくわからないと言う方は多いと思います。

今回は、スカイマークについて、他の航空会社との比較をしながら説明していきたいと思います。

スカイマークってどんな航空会社?LCCなの?

スカイマークはLCC?スカイマークとJAL・ANAの違い(会社や客室乗務員の比較)

LCCとはローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称で、低価格の運賃で航空券を提供する航空会社です。スカイマークは、航空券の料金がJALやANAと比べると半値程度で格安ですが、実はLCCではありません。

LCCは荷物を預ける場合有料、拠点空港が都心から離れている、などのデメリットがありますが、スカイマークは20kgまでは荷物を無料で預けられ、拠点も羽田空港などを中心にメジャーな路線が多い一般航空会社です。

ただ運賃の低価格・簡素化されたサービスから、LCCと国内大手2社の中間に位置するイメージです。(※日本でLCCが誕生するまでは、「元祖LCC」とされていたこともあります)

スカイマークの路線は?どんなサービスがある?

スカイマークは、日本国内の10都市に就航しています。

クラスは普通席のみですが、最前列席を対象とした「足のばシート」があり、搭乗日当日、出発空港で購入済の航空券に1,000円追加すれば通常の座席より19cm~38cm足元の広い座席に変更可能で、優先搭乗もでき、ソフトドリンク1杯が無料で提供されます。

そのほか、全席でコンセントが使用可能となっていたり、毛布(ブランケット)の貸し出しや、飴やおしぼりの無料サービス、お飲物、アルコール類、軽食の販売もあります。

また、現在はネスレ日本株式会社とパートナーを組み、ネスカフェのコーヒーとキットカットを無料で提供するなど他社にはない独自のサービスを行っています。

スカイマークはどんな会社?

2016年に発表された「新生スカイマークの方針」にお客さまへの約束として「シンプルで温かく誠実なサービスと快適な空間を、身近な価格で提供します」とあります。

サービスを一部有料化し、機内アナウンスも必要最低限(一部自動音声)、清掃はキャビンアテンダントが行い人件費を削減するなど、低価格運賃実現の為に他社に先駆けて様々な取り組みを行っています。

またスカイマークのキャビンアテンダントは、平均年齢が26歳ととても若く、国内大手2社に比べ、男性キャビンアテンダントの割合が高いのも特徴です。

スカイマークが運航している小型機ボーイング737は177名乗りで、キャビンアテンダントは1機に4名乗務しています。そのため、乗務員同士の距離も縮まりやすくアットホームで風通しの良い雰囲気です。

スカイマークのCA

スカイマークのキャビンアテンダントと言えば、ミニスカート、ポロシャツ、と制服についてのニュースが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

会社設立20周年を記念して2016年11月からは現行のザ・キャビンアテンダントというようなスタイリッシュなデザインの制服が採用されています。

また統一美を重要視するJAL・ANAとは違い、メイク、ヘアスタイル、ネイル等の厳しいマニュアルがないため、身だしなみは個々のキャビンアテンダントの自由です。

スカイマークに乗ると、キャビンアテンダントの雰囲気からもJAL・ANAとは違った雰囲気を感じるのではないでしょうか。

スカイマークとJAL・ANAの違いを比較

スカイマークはLCC?スカイマークとJAL・ANAの違い(会社や客室乗務員の比較)

それでは、スカイマークはJALやANAと比べて具体的にどのように違うのでしょうか。検証してみました。

料金の違い

試しに、「羽田ー福岡」の大人普通料金を比較してみました。

  • 【JAL】41,390円
  • 【ANA】41,390円
  • 【スカイマーク】22,190円

上記のように、スカイマークはJAL/ANAと比べてもとても格安なことがわかります。

路線の違い

  • 【JAL】国内線59都市、国際線37都市(グループ会社の運航も含みます)
  • 【ANA】国内線52都市、国際線40都市
  • 【スカイマーク】国内線10都市

機材について

スカイマークは、ボーイング737という航空機を使用しています。これは、ANAやJALも採用している小型機ですが、国内線・国際線用で機内設備は異なります。

そして空港でスカイマークの飛行機を見つけたら、主翼の端に付けられている小さな翼「ウィングレット」に注目してみてください。ハートや音符、さくらんぼなど、可愛いマークを見つけることができます。

機内サービス

機内サービスには、各社それぞれに違いがあります。

ドリンクサービス

  • 【JAL・ANA】無料
  • 【スカイマーク】有料

Wi-Fiサービス

  • 【JAL】無料で利用可能
  • 【ANA】有料で利用可能
  • 【スカイマーク】サービスなし

機内販売

機内販売はJAL・ANA・スカイマーク共にありますが、その内容には各社の特徴が見られます。

JAL・ANAは化粧品やアクセサリーやコラボグッズ、また季節に合わせて2月はバレンタインのチョコレートなども販売しています。ラッピングも可能で、魅力的なアイテムを機内で購入することができます。

スカイマークでは、モデルプレーンや飛行機の形のマグネットなどオリジナルグッズを販売しています。

マイルについて

「マイラー」という言葉があるほど、JAL・ANAのマイルを貯めている方が多くいらっしゃいます。

貯めたマイルで無料の航空券に換えたり、エコノミークラスからビジネスクラスやファーストクラスにアップグレードしたりとさまざまな特典があります。

また航空会社にとって、「マイルを貯めている=ヘビーユーザーのお客様」であり、機内でも「●●様、いつもありがとうございます」とご挨拶に伺います。

その反面、スカイマークでは、マイレージサービスなどの会員向けのサービスはありません。

公式HPには「ご利用のお客様みなさまに、シンプルで温かく誠実なサービスと快適な空間を、身近な価格で提供するため」と記載されており、格安なサービスを実現するために様々な工夫をされています。

CAの仕事や待遇について

スカイマークは国内線のみ運行していますが、外国籍のパイロットが多く在籍しているため、フライト前後のミーティングは英語で行われることが多くあります。国内線だからと、語学力が不要なわけではありません。

また、機内の清掃もキャビンアテンダントが行います。次便の出発が迫っているときは、地上係員、整備士も加わって、部署の隔たりなく機内準備を行います。

待遇についてはJAL・ANAと同じく、スカイマークも社員優待の航空券がありますが、自社便のみです。

また「ストックオプション制度」があり、会社の業績が良ければ報酬に繋がります。

スカイマークとJAL・ANAそれぞれのよいところ

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スカイマークのよいところ

スカイマークは国内線のみの運行なので、国内線のみに乗務したい、時差が苦手、早く裁量のある仕事をしたいという方に合っています。

またキャビンアテンダントの数が国内大手2社より少なく、風通しがよく、アットホームな雰囲気があります。

JAL・ANAのよいところ

JALやANAは国内線・国際線と路線が多いので、海外も含めて様々な都市に行けることです。

また、サービスの幅も広いので、仕事を通してテーブルマナーやワインの知識など様々なことを身に付けることができます。

歴史のある会社ですので、社会的なステイタスがあるのも事実です。

スカイマークとJAL・ANAのCA受験対策を比較

スカイマークのCA受験対策

CA受験でスカイマークを志望する場合には、JAL・ANAといった大手2社ではなく「なぜスカイマークに入社したいのか」という意思を伝えることが重要です。

また「スカイマークには国内線しかないが、国際線に行きたいという希望がないのか」などの想定質問の答えを用意しておく必要もあります。

スカイマークで求められる人材像

スカイマークの客室乗務員には、会社の方針に柔軟に対応できるような人材が求められています。

例えば、スカイマークはミニスカートの制服を導入したり、「スカイマーク・サービスコンセプト」という方針を打ち出すなど、航空業界の常識にとらわれない航空会社であるからです。

JAL/ANAのCA受験対策

それぞれ、なぜANAなのか、なぜJALなのか、といった理由を話せる必要があります。各社の特色をよく調べ、なぜ選んだのかの理由づけをはっきりしておきましょう。

また、語学力に関しても年々厳しくなっている傾向にあります。入社した後の国際線移行にも大きくかかわるポイントですので、最低限募集要項に記載されている語学力を付けておきましょう。

JAL/ANAで求められる人材像

社風や企業理念にフィットする人が求められ、同じベクトルを持って仕事に前向きに取り組める人物かどうかが見られます。

また、JALでは近年「フィロソフィー教育」というものが行われています。これは、JALを再建した稲盛和夫さんが意識改革の為に取り入れたものです。

このような知識も、企業研究の一環として知っておくと有利になるでしょう。

国内航空会社のCAを目指している方へ

スカイマークはLCC?スカイマークとJAL・ANAの違い(会社や客室乗務員の比較)

いかがだったでしょうか。各社それぞれに特色がある事がわかったと思います。

ただ、共通しているのは、国内の航空会社はどこも「安心して長く働ける環境が整っている」事ではないでしょうか。出産・育児を経て復帰しているキャビンアテンダントも多くいますし、会社によっては時短勤務や日帰りフライトのみの勤務ができることもあります。

また、日本のおもてなし文化に基づいたホスピタリティ・マインドを学べたり、日本の四季を大切にして、機内のしつらえや機内アナウンスにも季節感を取り入れるなど、日本人である事を誇りにお仕事ができるのも魅力です。

日々感性を磨き、ぜひ今日から「キャビンアテンダントになったらこんなおもてなしをしたい」と考えながら生活をしてみてください。

例えば、機内販売を購入されたお客さまに喜んでいただくために、様々なラッピングの仕方を研究している同僚もいました。

何か自分の特技で活かせるものがないかな、という視点で仕事をするとグンと楽しいことが増えます。きっと面接でも、実際のフライトでも活かされますよ!

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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・

ca7彩夏さん

大学を卒業後、国内大手ホテルにて三年間勤務。その後、外資系の航空会社の客室乗務員を二社経験。機内での日英通訳として勤務した経験も持つ。

 

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