客室乗務員受験の要とも言える証明写真。
一般的な証明写真とは違うことも多い上、日系と外資系では求められている雰囲気も異なるため、わからないことが多いという声も耳にします。
そこで今回は、客室乗務員を目指しているみなさんの疑問のお答えすべく、エントリーシートに添付する証明写真の役割と撮影時のポイント、おすすすめのスタジオをご紹介します。
客室乗務員エントリーシートの顔写真の役割
客室乗務員は、乗客と機内の安全を守る保安要員としての重要な役割を担うとともに、お客様に快適な空の旅を提供するというサービス要員としての役割があります。
エントリーシートに添付する証明写真には、お客様が話しかけやすい雰囲気であるか、安心感と信頼感を与えられるか、この人からサービスを受けたいと感じることができるか、会社の顔としてふさわしいかなど、受験者の第一印象を伝える大切な役割があります。
そのため客室乗務員受験では、受験者の雰囲気がしっかり伝わる証明写真を撮影する必要があります。
どこで撮影すればいい?
証明写真を撮影するにあたって一番重要なのが写真館(スタジオ)選びです。客室乗務員内定者や現役客室乗務員に聞くと、多くの人が同じ写真館(スタジオ)で撮影していることがわかります。
受験する航空会社ごとにメイクや髪型、撮影方法を変えて合格しやすい証明写真を撮影してくれるなど、客室乗務員受験ついて熟知している写真館(スタジオ)を選ぶことも書類選考突破への近道のひとつです。
おすすめのフォトスタジオ
関東(東京)
エアライン受験用の証明写真、ヘアメイク・撮影がとてもお上手なフォトスタジオです。場所は、代々木駅から徒歩1分、新宿・渋谷・原宿など中心地からアクセスも良いので、とても便利です。
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証明写真の背景色は?
証明写真の背景色は、その人の印象を左右すると言っても過言ではありません。同じ証明写真を撮影しても、背景の色で写真の雰囲気は随分と変わってきます。
客室乗務員内定者や現役客室乗務員にもっともよく選ばれている背景色は、白、ブルー、パープルです。中には、淡いピンクやライトグリーン、ライトイエロー、ライトグレー、濃いグレーなどを選んだという人もいます。
白は、フレッシュな印象が強く出るため新卒受験者におすすめです。白いスーツや洋服を着る際には、背景と同化してしまうため注意が必要です。
ブルーは、証明写真の定番カラーです。爽やかな印象を与えることができるブルーですが、多くの人に選ばれているため自己主張が必要な外資系には不向きな場合もあります。
パープルやライトグレー、濃いグレーは、大人っぽい雰囲気を出すことができるため既卒受験や外資系の受験に人気です。背景に大人っぽい色や濃い色を選ぶことで落ち着いて安心感のある印象を与えることができます。
淡いピンク、ライトイエロー、ライトグリーンなどの明るい背景は、優しい雰囲気を与えることができる一方で幼い印象になってしまうこともあります。大人っぽい雰囲気の人が優しい印象を出したい際や、受験する航空会社のカラーに合わせた雰囲気を出したい際に選ばれることが多いです。
証明写真の背景は、肌の色や髪の色、着用するスーツや洋服の色との相性も考えながら、自分の雰囲気を最大限に引き出す背景色を選びましょう。また、あえてあまり選ばれない背景色を選ぶことで採用担当者の記憶に残りやすくするという方法もあります。
どの背景色にするか迷う場合には、写真館(スタジオ)の方に相談してみましょう。
撮影時のポイント
歯は見せるのか
客室乗務員受験用の証明写真において重要なポイントのひとつとしてあげられるのが、笑顔です。実際に客室乗務員として働いているイメージを採用担当者が想像しやすいよう、自然な笑顔で撮影するよう心がけましょう。
また、歯を見せて笑うのか、微笑むだけにするのかで伝わる雰囲気が随分と変わります。特に外資系では歯並びを重視することも多いため、しっかりと歯を見せた笑顔の写真がおすすめです。
迷った場合には、受験航空会社の雰囲気に合わせてどちらを使用するか選ぶことができるよう、歯を見せた笑顔バーションと歯を見せずに微笑むバーションの2種類を撮影することをおすすめします。
髪型・前髪
髪型はその人の印象を決める大切なポイントです。
客室乗務員受験用の証明写真では、顔の表情がよく見えるようハーフアップやひとつ結びなどで撮影したという人がほとんどです。外資系を受験する場合には大人っぽさを出すために夜会巻きで撮影したという人も多いようです。
アップスタイルの場合には後れ毛や飛び出している毛がないか、ハーフアップの場合にはおろした毛先がはねていないかもしっかり確認しましょう。
前髪ありの場合は、額を全部隠してしまったり前髪が眉毛にかかってしまうと暗い印象になりがちです。また、前髪が影になり顔の映りが悪くなってしまうこともあります。最低でも額の半分と眉毛が見えるように軽く流して整えましょう。
前髪なしの場合は、顔の表情が明るく見えるようにするために斜めに流して整える、またはオールバックがおすすめです。
服装
客室乗務員受験用の証明写真にもっとも多く選ばれている服装はスーツです。リクルートスーツだけでなく、顔映りの良い淡い色のツーピーススーツを選んだという声もよく聞きます。
インナーには、白や顔映りの良い色のカットソー、またはデコルテラインが綺麗に見えるニットやキャミソールも人気です。丸顔の人はVネック、面長や逆三角形の人は丸首を選ぶなど顔の形と反対の襟の形を選ぶようにするのもおすすめです。
外資系を受験する際には、民族衣裳を用いた制服や華やかな色の制服が似合うかどうかも重要な判断材料になります。華やかさを出すために受験する航空会社の制服やイメージカラーのスーツを選んだという人も多いようです。
また、自分の肌の色や証明写真の背景色とのバランスを考えて、ネイビーやグレーなどオーソドックスな色のスーツと華やかな色のスーツを着用した2種類の写真を撮影するのもおすすめです。
メイク
客室乗務員受験用の証明写真のメイクは、髪型同様にその人の印象を決定づける重要なポイントです。
若々しくナチュラルに見えるメイクを心がけましょう。ベースメイクは厚塗りをせず、シミやニキビあとなど気になる部分のみ軽くカバーするようにしましょう。
表情がはっきりと見えるよう額を見せる髪型が好まれる客室乗務員受験では、きちんと整えられた眉毛がポイントです。眉毛の角度や太さにも気を配りましょう。
華やかさを出すための口紅の色は普段使っているものよりワントーン明るめの色がおすすめです。特に明るい色の洋服を着用する際には洋服の色に口紅が負けてしまわないよう気をつけましょう。
姿勢と角度
証明写真というと真正面から撮影している写真を思い浮かべる人も多いと思いますが、実は真正面にこだわる必要はありません。客室乗務員受験では女性らしく見えるやや斜めの角度で撮影するのが人気です。
顔は、誰でも左右によって見え方が異なります。鏡を見て自分が一番美しく見える角度を研究しておきましょう。
姿勢は、体のラインが美しく見えるよう左右のバランスを意識して撮影しましょう。自分では左右対称にポージングしているつもりでも、実はどちらかの肩が下がっているということは良くあります。
撮影者にアドバイスをもらいながらバランスの良い写真に仕上げましょう。
全身写真について
客室乗務員受験では顔写真だけではなく全身写真を求められることがあります。
全身写真には、顔写真だけではわからない全体の雰囲気や印象、普段のナチュラルな姿を見たいという意図があると言われています。
そのため、全身写真は公園や自宅の庭など緑のある場所で撮影するのがおすすめです。
服装もスーツにこだわる必要はありません。普段の姿に近い洋服を選び、髪型もカチッとしすぎずハーフアップまたはダウンスタイルなどでナチュラルさを出すと良いでしょう。ただし、顔写真同様に顔の表情がしっかりと見えるよう前髪が眉毛にかからないように気をつけましょう。
また、最近は自分らしいPR写真も必要です。
趣味や習い事など、得意なこと、力を入れていることをアピールする良い機会でもあります。バレエを習っている人ならバレエスタジオでの撮影や、体力作りに力を入れている人はジョギングウエアでの撮影など、自分らしさを表現した写真を撮影しましょう。
客室乗務員受験の証明写真まとめ
客室乗務員の証明写真のポイント、いかがでしたか?
書類選考突破の重要なポイントのひとつである証明写真。
今回お伝えしました撮影のポイントを参考に、自分らしさを出した証明写真を撮影してくださいね。髪型やメイクで悩んだら、受験する航空会社の客室乗務員の髪型とメイクを参考にしてみるのも良いでしょう。
何枚も撮影した中から「これだ!」という最高の1枚を選び出し、自信の持てるエントリーシートが作成できるよう応援しています。
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この記事を書いたキャビンアテンダントは・・・
桜子さん
海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社のキャビンアテンダントへ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。