世界の空港発着回数ランキングの上位10位のうち8つを占めるアメリカの空港。
発着回数だけでなく、空港利用旅客数、滑走路の数やターミナルの大きさも、さすが航空大国という規模を誇ります。 アメリカを訪れたことがある人なら、そのターミナルの大きさと利用客の多さに驚いたことがあるはずです。
今回は、アジア編とヨーロッパ編に続いて、「世界のおすすめ空港ランキング〜アメリカ編〜」をお伝えします。
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1.ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港
2015年度の空港発着回数は約89万回、空港利用旅客数が世界で初めて1億人を超えたハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港。世界第ニ位の飛行機保有数を誇るデルタ航空の本拠地として知られています。
5本の滑走路、2つの巨大なターミナルに7つのコンコースを保有し、今もまだ拡張し続けています。1日でもっとも混雑する時間帯には、約30秒に1便が発着するという世界一忙しく混雑する空港です。
2.シカゴ・オヘア国際空港
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港に次いで世界第二位の空港発着回数を誇るシカゴ・オヘア国際空港。2015年度の空港発着回数は、約87.5万回でした。
世界第三位の規模を誇る航空会社ユナイテッド航空の本拠地で8本の滑走路、4つのターミナルビルがあり、今後さらに2つのターミナルの追加が予定されているそうです。
3.ダラス・フォートワース国際空港
世界第一位の規模を誇る航空会社アメリカン航空の本拠地でもあるダラス・フォートワース国際空港。2015年度の空港離発着回数は約68万回で世界第三位。
5つのターミナルと7本の滑走路を持ち、敷地面積はニューヨークのマンハッタン島よりも大きいとされています。今後さらに拡張工事が行われ、最終的には13のターミナル保有を予定しているとか。規模の違いに驚きますね。
4.ロサンゼルス国際空港
日本からの便も多いロサンゼルス国際空港。アメリカ西海岸の玄関口として知られています。2015年の空港離発着数は、約65万回で世界第四位。
国際線専用のトム・ブラッドレー国際線ターミナルを含むターミナル数は9つ。滑走路は4本で、平均約50秒に1便の発着がある過密空港のひとつです。平行した滑走路から同時に飛び立っていく飛行機を見ることができる空港のひとつです。
5.デンバー国際空港
総敷地面積がアメリカ国内最大の空港です。現在、6本の交差しない滑走路を持つため、ロサンゼルス国際空港同様に2機が同時に発着する様子を見ることができる空港です。今後拡張工事が行われ、最大で12本の滑走路を建設するだけの土地が用意されているそうです。
ロッキー山脈の麓、標高1655メートルにあり、夏場に気温が上昇し空気が薄くなった中でも大型機が離発着できるよう、アメリカ国内最長の4877メートルの滑走路があります。
まとめ
いかがでしたか?広大な国土を持ち、国内の移動にも飛行機が欠かせないアメリカの空港は、日本の空港との規模の違いに驚く部分たくさんあります。
日本でもっとも忙しい空港は東京国際空港(羽田空港)で、2015年度の国際線・国内線を合わせた発着回数は、約43.8万回と世界一位のハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の半分です。日本の空港で飛行機を利用するときには、出発時刻10分単位で設定されていますが、アメリカでは分単位。まるで日本の電車のように離発着を繰り返しています。どれほど過密なスケジュールで飛行機が飛んでいるのかがわかりますよね。
敷地も広く、利用客が多い空港内での乗り継ぎにもかなりの時間が必要になります。乗り継ぎ時間が短くて焦ったりしないよう、時間に余裕を持って2〜3時間あると安心です。
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この記事を書いたキャビンアテンダントは・・・
桜子さん
海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社のキャビンアテンダントへ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。