外資系エアラインのCA（客室乗務員）を目指すための英語力と伸ばし方

2021年も残すところあと1ヶ月となりました。

世界ではコロナ禍が続く中、海外のエアラインではアフターコロナの航空需要回復に向けてCAの採用を強化しはじめています。日本人CAの採用を行っているエアラインでは、カタール航空、エティハド航空、エミレーツ航空が続々とCAの採用を開始しました。これは航空需要が回復した際、真っ先に最大限の需要に対応できるようにするためです。

コロナ禍でCAを目指すみなさんは国内エアラインのCA採用情報を待ち望んでいることと思いますが、アフターコロナに向けた航空需要の回復が比較的早い国のエアラインに応募するのも、CAになるためのひとつの方法です。

そこで今回は、外資系エアラインのCAを目指すための英語力とその伸ばし方についてまとめます。

外資系CAを目指すための英語力とは？

外資系エアラインのCAを目指すために必要な英語力はどのくらいでしょうか。

国内大手のANAやJALでは応募時に英語力の基準としてTOEICのスコア600点程度を求められていますが、外資系エアラインではどうでしょうか。

アジア諸国のエアラインでは国内大手のANAやJALと同程度の550点〜650点程度、欧米や中東ではTOEICのスコア730点以上または英語が堪能であることが求められています。

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外資系CA採用試験でTOEICスコアは必要？

外資系CAの採用試験にTOEICスコアは必要でしょうか。結論は、YES！必要です。というのも、書類審査の段階である程度の英語力でふるいにかけられてしまうからです。実際に外資系エアラインのCAに内定した人たちのTOEICスコアは700点代後半以上が多く、応募基準の英語力より高めの傾向です。まずは、書類審査通過の目標となるTOEICスコアを設定し、TOEICのスコアUPを目指しましょう。ひとりではなかなか難しいという人にはエアラインスクールのTOEIC対策コースを受講するのもおすすめです。

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英語が堪能とは？

外資系CAの応募基準の英語力に「英語が堪能であること」と書かれていることがあります。日本人CAの採用を行っているエアラインでは、シンガポール航空、カタール航空、エティハド航空やエミレーツ航空が「英語が堪能であること」を求めています。では、英語が堪能とは一体どの程度の英語力のことをいうのでしょうか。

英語が堪能とは、まず英語での訓練についていけることが基本とされています。さらに、アメリカ英語やイギリス英語、ネイティブ意外の人が話すさまざまなアクセントのある英語をしっかりと聞き取れることや自分の意見を正確に伝えられること、機内でのさまざまなシチュエーションにおいてクルーやお客さまと英語で円滑にコミュニケーションが取れることなど、英語での会話力が重視されています。たとえTOEICのスコアが800点であっても英語での会話力が足りないことで不採用となってしまうこともありますので、「英語が堪能であること」が求められている外資系エアラインを目指す場合には英語の会話力を伸ばすことも必須です。

英語の会話力を伸ばすには

では、英語の会話力を伸ばすにはどうすれば良いのでしょうか。コロナ禍では留学にも行けないし、周りに英語を教えてくれる外国人の友達もいないというのが実際のところだと思います。でも、大丈夫！最近ではオンライン英会話教室が多数あり自宅で好きな時間に英語を学べます。また、英語の会話力を伸ばす基本はリスニングです。BBCやCNN、アルジャジーラなど各国の英語のニュース番組をオンラインで視聴しながらシャドーイング（シャドーイングとは流れてくる英語をそのまま声に出していくトレーニング方法）しながらついていく、さまざまなアクセントのある英語に触れることができるTED Talkを観るなど、身近なところで英語の会話力は伸ばすことができます。

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