元キャビンアテンダントが教えてくれる!飛行機の乗り継ぎ時間の過ごし方~シンガポール・チャンギ国際空港編~

シンガポール航空の本拠地として知られ、東南アジア最大級のハブ空港であるシンガポール・チャンギ国際空港。日本からの直行便も多く、ヨーロッパや中東、アフリカ大陸への乗り継ぎで使用する人も多いのではないでしょうか。

シンガポール航空が設定している国際線の乗り継ぎに必要なMCT(ミニマム・コネクション・タイム)は50分となっており、乗り継ぎがしやすいことでも有名です。また、空港内の施設が充実しており、乗り継ぎ時間があっという間に過ぎてしまうという、利便性と快適性を兼ね備えた空港です。

今回は、利用者からの評価も高い人気の空港、シンガポール・チャンギ国際空港での乗り継ぎ時間を過ごす際におすすめの施設をご紹介します。

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1.庭園でリラックス

広大な敷地を持つチャンギ国際空港の各ターミナルには、多くの木々を利用して造られた趣の違う庭園があります。もっとも人気の庭園がターミナル1にある「カクタス・ガーデン」です。

約50種類のサボテンを栽培しており、ここが空港であることを忘れてしまうほどの本格的なサボテン庭園となっています。園内には、レストラン・バーがあり、緑に囲まれた開放的な空間で食事を楽しむことができます。

ターミナル2の出発エリアには、南国の雰囲気が漂う「オーキッド・ガーデン&コイ・ポンド」があり、様々な種類のラン(オーキッド)が咲き誇る庭園内にはコイが泳ぐ池まであり、記念撮影スポットとしても人気です。

ターミナル3には、世界中の空港を探しても類を見ない「バタフライ・ガーデン」があり、温室の中には数十種類とも言われる蝶が放たれており、小さな子供も楽しめる庭園です。緑に囲まれた庭園は長旅の疲れを癒してくれるので、フライトの合間のちょっとした息抜きにもぴったりです。

チャンギ国際空港(シンガポール)

2.無料シアターと最新ゲームを体験

長い乗り継ぎ時間も苦にならない施設が豊富なチャンギ国際空港には、無料で楽しめるシアターがあります。ターミナル2と3に設置されたシアターでは、24時間話題の映画を上映しており、乗り継ぎ客なら誰もが無料で楽しむことができます。

ターミナル2には、「エンターテインメント・デッキ」という最新の3Dゲームを体験出来る施設もあり、子供から大人まで夢中になって遊ぶことができます。

3.プレイグラウンドと屋上プール

子供にとって長い乗り継ぎ時間は退屈なものですよね。でもチャンギ国際空港には、子供が思いっきり遊べる「チルドレン・プレイグラウンド」が各ターミナルに設置されています。

ターミナル2には、ビルの4階、約12メートルの高さから滑り降りることができる巨大滑り台があり、子供たちの人気を集めています。フライト前にたくさん遊んでフライト中に眠ってくれると嬉しいという両親の願いを叶えてくれるような遊び場です。

また、チャンギ国際空港の屋上には、リゾート感たっぷりの屋上プールがあり、滑走路を行き交う飛行機を見ながらひと泳ぎすることもできます。 フライトの合間にリフレッシュできる人気の施設です。

4.無料の市内ツアー

チャンギ国際空港での乗り継ぎ時間が6時間以上ある場合には、無料の市内ツアーに参加することができます。シンガポール市内の主要観光地を回るツアーと、シンガポールの歴史を学べるヘリテージツアーの二つがあります。スーツケースを預ける一時荷物預かりカウンターもありますので気軽に参加することができます。乗り継ぎ時間もアクティブに過ごしたいという人におすすめです。

シンガポール 空港

いかがでしたか。世界中を探しても、シンガポール・チャンギ国際空港ほど、いたれりつくせりのサービスを提供している空港は他にないのではないでしょうか。

充実した設備とスムーズな乗り継ぎができるとあって、あえてシンガポールでの乗り継ぎを選ぶ人も多いようです。シンガポール・チャンギ国際空港での乗り継ぎの際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・

ca6桜子さん

海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社の客室乗務員へ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。

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