ドイツ在住の元CAが楽しむ掘り出し物天国ドイツのライフスタイル日記

ドイツの街を歩いていて感じるのは古い物への愛着。どの街でも週末にはFlohmarkt(蚤の市)が賑わいを見せます。

さらにベルリンでは不要になったものは捨てずに路上に放置(!)、誰かがそれを拾っていく助け合いリサイクルもよくある光景。マルクト巡りのコツとベルリナーこだわりのライフスタイルをご紹介します。

日曜日はマルクトへ行って掘り出し

どんなガラクタや中古品に出会えるかワクワク

日曜日は昔からキリスト教の安息日とされているヨーロッパでは飲食店以外の店舗はほぼ全て閉店します。デパート、ショッピングモール、スーパー…そう、週末なのにことごとく買い物が出来ないということになります。

そんな週末、ベルリンではあちこちの公園や広場にFlohmarkt=フローマルクトと呼ばれる蚤の市が登場し、多くの家族連れや観光客、コレクター達で賑わいます。

何が売られているかというと、古着や家具、食器、レコード、アート作品、手作りのバッグやアクセサリー、工具、何十年も前のラジオやランプなどの家電、東ドイツ時代の錆びた缶やピンバッジなどなど、そして時には壊れたタイプライターや家の窓枠、さらには何に使うのか分からないケーブル、誰かの古い白黒写真や使用済み絵葉書までありとあらゆるものが並びます。

マルクトによってそれぞれ特徴があり、アンティーク家具が多かったり、古着をメインにしていたり、それぞれセンスが違いますしもちろん客層も変わってきますので色々と回ってみると特徴が見えてきて面白いです。

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マルクト巡りのコツ

ではマルクト巡りに出かける前に心がけておきたいちょっとしたコツをお教えしましょう。

マルクトに行く際に必要なものはもちろん現金。カードは当たり前ですが使えません。そして商品を入れて帰るビニール袋やエコバッグ、たくさん買う予定があるならキャリーなどがあるといいでしょう。さらにお店によって緩衝用の新聞紙がもらえない事もあるので余裕があれば布切れや新聞紙など割れ物を包むものも。そして意外ですがウェットティッシュが役立ちます。埃をかぶったままのガラクタを漁るので手がすぐに真っ黒になってしまいますし、慣れたコレクターは手袋をつけて商品を触る人もいます。

私は基本的に食器やガラス製品、花瓶、額縁などキッチンやインテリア関連のものを掘り出しに行く事が多く、もうだいたい行く場所やルートは決まっています。本気の時にはCA時代に使い込んだリモワのキャリーケースを持参、ここぞとばかり久しぶりに役立ってくれます(笑)。

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中古品にこだわる理由

次々と移動する場合には身軽が一番

何故ここまで新品より中古が好まれるのでしょうか。

まずベルリンは移民も多く、常に人が流動的に出入りしています。また、街自体の人気も出てきているので増え続ける人口に対して住居が足りず常に引っ越ししながらアパートをシェアする事がほとんど。私も結婚するまでの2年間は常にシェア生活で6回引っ越しましたね。

つまり「モノ」が増えてもその後身動き取りづらくなるだけ。シェアアパートならすでに必要な家具も揃っている事がほとんどです。今必要なものだけを安く手に入れ、いずれまた安く誰かに売る、またはあげるというようなサイクルが自然とできています。

そしてこちらではeBayなどのように中古品を売る、または無料で譲るコミュニティサイトもとても充実しています。

さらに驚くのは、不要なものが”Verschenken”(差し上げます)というメモと共によく路上に放置してあったりします。ソファやマットレスから本まで、不法投棄といえばそうですがこれも結構持って帰る人がいるんです。私はかつて椅子や本棚を持って帰った事があります(笑)。

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必要なものだけ長く大切に使う

こういった自然なエコサイクルの中で生活していて感じるのは、不必要なものを買わなくなったこと!これもいるかも、あったら便利かも、と次々とモノを増やしては収納に困っていた日本での生活とは正反対。その時必要なものを必要なだけ買うようになりました。基本的にアパートにはエレベーターはついていませんし重い荷物を5階まで持って上がるなんていうのは当たり前ですしね。

またドイツには日本では当たり前の100円均一のような安くて新しい便利グッズは基本売っていません。昔ながらのガラスやホーロー、陶器のような味のあるものを壊れないように大切に使いますし愛着もその分湧きます。

私の主人はお祖父さんから引き継いだ古いピアノや家具、昔から使っている食器などを大切に使っています。新品の家具より使い勝手が多少悪くても味があり部屋のインテリアに重みが出ますし、何よりも思い出がたくさん詰まっているので特別ですよね。

もしドイツに来られる際には、日曜日の朝は早めに起きて是非地元のFlohmarktを覗いてみて下さい。きっと日本では手に入らないような面白い物が見つかりますよ!

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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・

ca4涼子さん

国内系大手航空会社の国際線客室乗務員として10年以上勤務し、世界中をフライトで飛び回る。世界の大都市・グルメ・音楽・カルチャーに関心を持ち、結婚に伴いヨーロッパでの海外生活を始める。翻訳・通訳歴も数年あり、英語・ドイツ語はビジネスレベル。

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