客室乗務員のセカンドキャリアで人気の職種は? CA退職後のキャリアプランも考えてみよう。

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客室乗務員のセカンドキャリアで人気の職種は? CA退職後のキャリアプランも考えてみよう。

客室乗務員という仕事は、華やかなようで体力が必要な仕事です。毎日の勤務時間が不規則であることやステイを伴う仕事のため、月の半分は家にいないことも多く、結婚や出産など人生の転機とともに退職を決める人も少なくありません。

また、海外ベースで乗務してきた人も何年か経つと日本に帰りたいと退職したり、客室乗務員としての経験を他の仕事に活かしたいという思いで退職したりする人も多くいます。

そこで今回は、外資系から日系へなど航空業界内での転職、秘書、マナー講師やエアライン講師など客室乗務員としての経験をそのまま活かせる仕事、航空業界とは全く異なる業界へのキャリアチェンジ例など、客室乗務員のセカンドキャリアについてまとめたいと思います。

定年まで務める客室乗務員は意外と少ない

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客室乗務員の仕事は女性が多いため、結婚や出産などのライフステージに合わせて退職する人が多く離職率の高い仕事のひとつとして知られています。

近年では、女性がより働きやすい職場環境を作るべく、乗務する路線に融通が利いたり時短勤務が可能になったりと各社ともに福利厚生を充実させているため、子育てをしながら乗務する客室乗務員も増えてきました。

しかし実際には、子供に何かあったときにすぐ駆けつけることができない、毎日決まった時間にお迎えに行けないなどの制約も多く、家族の理解や協力が不可欠な仕事であることには変わりありません。

そこで、止むを得ず客室乗務員を離職し地上業務へと転向したり、退職し他の職種へ転職したりする人の割合が高くなり、新卒で入社し定年まで務める客室乗務員はわずかひとにぎりにすぎないのです。

客室業務員に人気のセカンドキャリア

では、実際に客室乗務員はどのようなセカンドキャリアを築いているのでしょうか。

ここでは、同じ業界内の転職から全く異なる業界へのキャリアチェンジまで客室乗務員に人気のセカンドキャリアの例を紹介したいと思います。

別会社の客室乗務員や航空業界系は比較的スムーズ

海外をベースに乗務していた外資系航空会社から日本の航空会社への客室乗務員への転職、国際線乗務から国内線乗務のみのグループ会社の客室乗務員への転職、客室乗務員からグランドスタッフやラウンジスタッフなど地上職への転職などは、すでに持っている航空業界の知識や客室乗務員として培ってきた経験が活かせることから比較的容易に転職が可能です。

中でも、LCC航空会社のような新興航空会社は、大手航空会社に比べると長距離フライトやステイが少なく日帰りでの乗務が可能なため、客室乗務員の仕事を続けたいけれどステイは少ない方が良いという人から人気の転職先となっています。

経験がそのまま活かせる「エアラインスクール講師」「マナー講師」

別会社の客室乗務員や同じ航空業界内での転職の次に人気なのが、エアラインスクール講師やマナー講師です。

客室乗務員としての経験やスキルをこれから客室乗務員になりたい人に伝える、日々の乗務で身につけたマナーや接遇を一般的に広く伝える仕事は、やりがいもある上、客室乗務員としての経験がそのまま仕事につながるため活躍しやすい職種のひとつと言えます。

接客の道を極めるなら「受付」や「秘書」も人気

客室乗務員を辞めてもやはり人と接する仕事がしたい、接客の道をさらに極めたいという人に人気なのが、「受付」や「秘書」です。

客室乗務員は常に多くの人と接する仕事のため、臨機応変で柔軟な対応ができることが即戦力になりやすく、また比較的残業の少ない職種でもあることからプライベートとの両立がしやすく、結婚退職した人や出産を機に退職した人がキャリアチェンジしやすい職種です。

未経験でも採用されやすい「営業系」

客室乗務員からのキャリアチェンジで意外にも高い成功率を誇るのが「営業系」です。

バイタリティに溢れ、体力仕事も平気、客室乗務員の仕事で培った顧客の希望を察する能力、営業職には欠かせないヒアリング能力やコミュニケーション能力を活かせる仕事として、実は客室乗務員経験者に人気の営業系。

特に外資系では残業も少なく語学力も活かせるため、客室乗務員の経験を買ってくれる会社も多く未経験でも採用されやすいのが特徴です。

語学を活かすなら「通訳」

客室乗務員のセカンドキャリアで人気の職種は? CA退職後のキャリアプランも考えてみよう。

客室乗務員として乗務する上で欠かせない語学力を活かすキャリアチェンジを目指したい人から人気なのが「通訳」です。

特に外資系航空会社で通訳としての乗務経験があり、英語以外の第二外国語を身につけている人には英語より競争率の低い言語の通訳を目指すことも可能になります。

また、フリーランスとして働く時間を自分で管理することも可能になるため、家庭との両立を行いたい人にも人気の職種となっています。

しかし、通訳を仕事にするためには通訳養成コース等の講座を受講する必要があったり、フリーランス通訳としての登録が必要になったりするなど、客室乗務員を退職してすぐにキャリアチェンジということが容易ではなく、比較的時間をかけてキャリアを築いていく必要があります。

一から勉強する覚悟があるなら「国家資格系」

客室乗務員とは全く異なる職種にチャレンジし、ライフステージに関わらず長く仕事を続けたい人には、手に職をつけるなどの「国家資格系」へのキャリアチェンジが人気です。

税理士や公認会計士、栄養士、気象予報士など一から勉強することで手に入れる国家資格は、将来的には独立し起業することができるなど時間がかかり難易度が高いながらもやりがいがあるため人気です。

自分の道を切り開ける「起業」

自分の道を切り開ける「起業」は、年齢に関わらずチャレンジできる人気のキャリアチェンジのひとつです。

客室乗務員は、接客や日々の保安業務を通して危険を察知し事前にコントロールするリスクマネージメント力が高い人が多く、また、高い倍率を勝ち抜いているだけあって協調性やチームワーク力を持ち合わせていながらも個性的な人が多いのが特徴です。

また、高い自己肯定力や自己管理能力を持ち合わせている人も多いため、アイデアを形にしながら自分の道を切り開ける「起業」を選ぶ客室乗務員経験者が多いのも頷けます。

結婚後も在宅で仕事ができる「WEBライター」

結婚や出産などライフステージの変化に影響を及ぼすことなく在宅での仕事が可能な「WEBライター」の仕事は、近年人気が出てきている仕事のひとつです。

旅行や美容、食、ライフスタイルなどのカジュアルなものから政治や国際問題など時にはセンシティブなものまで幅広いジャンルでの執筆が可能で、多くの国を訪れ多様な人種や文化に触れた知識や見聞を広めた客室乗務員のキャリアチェンジとしてもおすすめです。

会社に所属する専属ライターやフリーランスなど働き方も様々なため、自分に合った働き方を見つけられるのが特徴です。

セカンドキャリアは年齢が深く関わる

客室乗務員がキャリアチェンジを目指すには、年齢が深く関わってくるという現実があります。これは客室乗務員からのキャリアチェンジだけでなく一般的に言えることですが、未経験の業種へのチェレンジは30歳頃までがボーダーラインとなっています。

20代であれば未経験でも長期に渡って育成できるという理由から成功しやすいキャリアチェンジですが、 30代になると未経験の人を採用して育成していくメリットがあるか、年齢が上がるに連れて年収が高くなるためそれに見合う仕事が期待できるか、同じ中途採用を行うなら経験者を採用したいなど、会社側の利益の問題からも採用しにくいと言われており、一気にハードルが上がってしまう傾向があります。

反対に、客室乗務員としての経験がそのまま活かせる「エアラインスクール講師」や「マナー講師」、自分の道を切り開ける「起業」、在宅でも仕事ができる「WEBライター」など、フリーランスや起業という職種であれば年齢の制限なくチャレンジできるでしょう。

客室乗務員がセカンドキャリアを考えるときに役立つスキル

客室乗務員のセカンドキャリアで人気の職種は? CA退職後のキャリアプランも考えてみよう。

客室乗務員がセカンドキャリアを考えるときは、資格取得を行ったり未経験の分野を勉強したりするなど計画的に進めることで、より挑戦しやすい土台を築いておくことが大切になります。

特に客室乗務員の業務では使用しないWordやExcel、Power pointなどのパソコンスキルは最低限必要なスキルとして広く求められていますので、日頃から少しずつ身につけておくようにすると良いでしょう。

また、語学力についても検定を受けて実力を点数化しておくなどし、保有しているスキルをアピールしやすくしておくのもおすすめです。

セカンドキャリアを考えるならタイミングが大切

客室乗務員の仕事は、高い接客能力や接遇スキル、コミュニケーション能力や語学力や保安要員としてのリスクマネージメント力といった優れたスキルを得ることができる反面、事務系やIT系などどうしても日頃の業務では身につきにくいスキルもあります。

そこで、日頃からどのようなキャリアを築いていきたいのか、どのような職種にチャレンジしたいのかなど自己分析を行いながら足りないスキルを磨きながら、キャリアチェンジのタイミングを逃さないことが大切です。

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この記事を書いたキャビンアテンダントは・・・

ca6桜子さん

海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社のキャビンアテンダントへ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。

詳しいプロフィールはこちら

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