どのようなキャビンアテンダントを目指す?CAになってからのキャリアプランを描こう

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どのようなキャビンアテンダントを目指す?CAになってからのキャリアプランを描こう

キャビンアテンダントを目指している皆さん、キャビンアテンダントとしてのキャリアプランをどのように描いていますか?

「国際線に乗務したい。」
「キャビンをまとめるチーフを目指したい。」
「仕事と家庭の両立をしたい。」
「定年まで飛びたい。」

など、将来就きたい役職やライフプランと合わせてキャリアプランを描けている人はどのくらいいるでしょうか。

キャビンアテンダントを目指している受験生の中には、「キャビンアテンダントになること」をゴールとしている人も多く、「どのようなキャビンアテンダントになりたいか」や「キャビンアテンダントとしてどのように成長したいか」など、キャビンアテンダントとしての将来のビジョンを明確に描けていない人が多いように感じます。

今回は、これからキャビンアテンダントを目指す皆さんが、3年後、5年後の自分を思い描きながらステップアップできるよう、キャビンアテンダントのキャリアプランについてご紹介したいと思います。

※なお、「キャリアプラン」=「キャリアパス」としております

CAとして入社したらどのようなキャリアを歩むの?

どのようなキャビンアテンダントを目指す?CAになってからのキャリアプランを描こう

キャビンアテンダントとして入社したらどのようなキャリアを進むのか、ご存知の方もそうでない方もイメージできるように、キャピンアテンダントの一般的なキャリアプランをご紹介します。

1年目 初期訓練〜国内線乗務

入社するとまず保安要員としての訓練とサービス要員としての訓練を約2ヶ月行います。その後、実機でのOJTを終えると国内線乗務が始まります。

2年目 国際線乗務

国内線乗務で経験を積みながら国際線乗務への移行訓練が始まります。長時間のフライトや異なる国の文化背景、入国管理や税関処理についても学びます。

3年目以降 上位クラス乗務

3年目以降はキャビンアテンダントそれぞれの能力や経験値に基づいてより幅広い業務を行う訓練が始まります。国際線のビジネスクラスやファーストクラスなどより高度な技量を求められる業務や国内線のキャビン全体の責任者としてチーフとしての業務、国際線のクラスをまとめるリードキャビンアテンダントなどリーダーシップを発揮できる業務への道も開かれます。

5年目以降〜

5年目以降には、国内線国際線を問わずキャビン全体の責任者としての業務をはじめ、機内サービスの企画を行う地上業務や訓練インストラクターへの道、またキャビンアテンダント全体をまとめる管理職など乗務だけにとどまらない幅広い道があります。

航空会社ごとの違い

キャビンアテンダントのキャリアプランは航空会社によっても異なります。

例えば、国内大手と呼ばれるJALやANAの場合、1年目から3年目まではすべてのキャビンアテンダントがほぼ同じキャリアプランを進む場合が多く、キャビンアテンダントとして一定の経験を積んだ3年目以降は個人の技量や適正を活かしたキャリアプランを進むことができます。

業務幅が広く様々業務を経験できることが魅力のLCCでは、1年目以降という早い段階からリードキャビンアテンダントやチーフへの道が開かれている傾向にあり、個人の技量や適正に合わせたキャリアプランを進むことができます。

また、外資系航空会社の場合は、日本人キャビンアテンダントとして主に日本路線に乗務する場合と航空会社が就航するすべての路線に乗務できる場合によっても用意されているキャリアプランが異なります。

前者の場合は乗務する路線が決まっていることから比較的キャリアアップが難しく責任者以外の業務または通訳業務に就いて乗務し続ける場合が多いですが、後者の場合は経験と能力に応じたキャリアアップが可能となっています。

実際の現役CA or 元CAのキャリアの例

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Aさんの場合

キャビンアテンダントとして入社後、国内線国際線乗務で経験を積みながらチーフキャビンアテンダントへ昇格。長年のフライトで学んだサービス力やマネージメント力を活かし、チーフとしてキャビン全体の統括を行なうとともに、新人訓練などの人材教育にも携わる。

Bさんの場合

キャビンアテンダントとして入社後、国内線国際線乗務で経験を積み、国際線のリードキャビンアテンダントとしてクラスごとのキャビンアテンダントを統括する業務を行う。入社5年目に産休に入ることをきっかけにキャビンアテンダントとしての視点を活かしたサービス企画を行う地上業務にキャリアチェンジをし、産休育休取得後は地上業務職として仕事と家庭の両立を行なっている。

Cさんの場合

キャビンアテンダントとして外資系航空会社に入社後、国際線乗務で経験を積む。出産にともない退社ししばらくは家庭に専念していたが、これまでの経験を活かしたいと思い比較的ステイが少ないLCCキャビンアテンダントに転職。子育てをしながら主に国内線と近距離国際線に乗務している。

平均勤続年数は?

キャビンアテンダントというと不規則な勤務スケジュールやステイをともない、離職率が高い仕事というイメージを持っている人も多いかもしれません。

しかしそれは今や過去のこと。現在では、女性がより輝ける職場として仕事を続けやすい環境改革に取り組んでいる航空会社が多く、その勤続年数は飛躍的に伸びています。

厚生労働省の統計調査によると2017年度に国内航空会社に勤めるキャビンアテンダントの平均勤続年数は9.3年。中でもANAは平均勤続年数が13年となっており、より働きやすい環境が整っているということがわかります。

続けやすい制度や福利厚生

どのようなキャビンアテンダントを目指す?CAになってからのキャリアプランを描こう

これまでキャビンアテンダントは契約社員での採用がほとんどでしたが、現在ではJALやANAを筆頭にすべてのキャビンアテンダントを正社員化し、すべてのキャビンアテンダントが仕事を続けやすい制度や福利厚生を設けている航空会社が多くなりました。

例えば、産休や育休の取得はもちろんのこと、結婚、出産を機に経験者キャビンアテンダントとして、月に限られた時間フライトをしたり自由に乗務時間を調整したりできます。

育児にともなう短日数就労制度、育児や看護のための特別休暇を取り入れている航空会社があるほか、配偶者の転勤に同行する場合には最長2年休職ができたり、満40歳に達した社員は勤務日数を減らすことができる短日就労選択制度があったりと女性が仕事と家庭の両立をしやすいように制度を整えています。

また、自己啓発やスキルアップのために1年間の休職が認められており、その期間を利用して海外留学や国際ボランティア活動を行うキャビンアテンダントもいます。

これからキャビンアテンダントを目指す方へのメッセージ

キャビンアテンダントを目指す皆さん。

皆さんは今、「どうやったらキャビンアテンダントになれるか」を考えている最中だと思います。

しかし、「どうやったらキャビンアテンダントになれるか」に固執しすぎるあまり、「どんなキャビンアテンダントになりたいか」、「キャビンアテンダントとしてどういうことをお客様に提供したいのか」に目を向けられていないかもしれません。

キャビンアテンダントとしてずっと乗務したいのか、またはサポート業務など地上の仕事にも挑戦してみたいのか、結婚や育児など家庭と両立したいのか、など、キャビンアテンダントを目指す時に「どうやったらなれるか」だけではなく、キャビンアテンダントとして「どんな風に働きたいか」にまで目を向けると、より正確なビジョンが描け、採用試験でもしっかりとアピールできるはずです。

これからキャビンアテンダントを目指す皆さんは、キャビンアテンダントとしてのキャリアプランについてもぜひ一度考えてみてくださいね。

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この記事を書いたキャビンアテンダントは・・・

ca6桜子さん

海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社のキャビンアテンダントへ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。

詳しいプロフィールはこちら

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