【CAになる人が知っておきたい豆知識】国際線の世界最長路線はどこ?長距離路線ランキングでご紹介

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【CAになる人が知っておきたい豆知識】国際線の世界最長路線はどこ?長距離路線ランキングでご紹介

これまでに皆さんが経験したことのある最長路線はどこですか?

長時間座ったままになってしまうため「長距離のフライトは苦手」という人も多いかもしれませんね。

しかし意外にも「フライトは長ければ長いほど楽しい」という長距離路線好きの人や、世界最長路線の記録が塗り替えられるのを楽しみにしている航空機ファンの人も多いようです。

近年発展し続ける航空機技術によって、B787シリーズやA350シリーズのように燃費と快適性の両方に優れ、15000km(9320mile)を超える超長距離を飛行することができる航空機の生産が盛んになっています。

それにともなって、これまで経由便でしか行くことができなかった都市にも直行便が就航するなど超長距離路線が続々と就航しているのです。

そこで今回は、現在国際線定期便として就航している路線の中から、世界の超長距離路線をランキング形式でご紹介したいと思います。(2018年3月時点)

1位:ドーハ(カタール)〜 オークランド(ニュージーランド)線

2018年3月現在、世界最長を誇る路線はカタール航空が運航するドーハ(カタール)〜オークランド(ニュージーランド)路線で、最も航続距離に優れていると言われるB777-200LRで運航されています。

飛行距離は14535km(9034mile)、飛行時間は約17時間30分となっており、1日のおよそ4分の3を機内で過ごすことになります。

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2位:パース(オーストラリア)〜 ロンドンヒースロー(イギリス)

世界長距離路線の第2位は、2018年3月にカンタス航空が運航を開始したばかりのパース(オーストラリア)〜 ロンドンヒースロー(イギリス)路線です。

飛行距離は14500km(9009mile)、飛行時間は約17時間で、B787-900によって運航されており、B787シリーズが運航する世界最長路線となっています。

これまでオーストラリアからヨーロッパを訪れるためには東南アジアや中東を経由して行く方法しかありませんでしたが、初めての直航便就航となりました。

3位:ドバイ(アラブ首長国連邦)〜 オークランド(ニュージーランド)

カタール航空が2016年にドーハ(カタール)〜オークランド(ニュージーランド)線を就航させるまで世界最長路線記録を保持していたのが、エミレーツ航空のドバイ(アラブ首長国連邦)〜オークランド(ニュージーランド)線です。

飛行距離は14190km(8820mile)、飛行時間は約17時間15分です。

エミレーツ航空はこの路線に世界最大の旅客機A380を投入しており、A380が就航する世界最長路線となっています。

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4位:ロサンゼルス(アメリカ)〜 シンガポール

ユナイテッド航空が運航しアメリカを発着する路線の中で最長を誇るのが、ロサンゼルス(アメリカ)〜 シンガポール路線です。

飛行距離は14100km(8769mile)、飛行時間は17時間55分となっており、ボーイング社の最新鋭機B787-900で運航しています。

5位:ヒューストン(アメリカ)〜 シドニー(オーストラリア)

2018年1月に運航を開始したユナイテッド航空のヒューストン(アメリカ)〜 シドニー(オーストラリア)路線は、ユナイテッド航空が運航する超長距離路線のひとつです。

飛行距離は13830km(8593mile)、飛行時間は17時間30分で、ロサンゼルス(アメリカ)〜シンガポール路線と同様にB787-900を投入しています。

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番外編:日系航空会社の最長路線

ここまで世界の超長距離路線をご紹介しましたが、日系航空会社が就航している最長路線はどこか知っていますか?

日系航空会社が就航している最長路線は、ANAが運航する成田〜メキシコシティ(メキシコ)線です。

飛行距離は11250km(6990mile)、飛行時間は往路が12時間30分、復路が14時間45分で、とANA史上最長の路線です。

またANAは、標高が高く空気が薄いメキシコシティからの離陸を考慮して、特別なチューニングを施した高知対応エンジンを備えたB787-800を投入しています。

JALが就航している最長路線は、羽田〜ニューヨーク(アメリカ)線となっており航続距離に優れたB777-300ERで運航しています。

この路線 にはANAも就航しており、飛行距離は10870km(6760mile)、飛行時間は往路が12時間40分、復路が14時間30分となっています。

長距離路線のCA豆知識

portrait of asian businesswoman on white background

日本は世界各地へ行きやすい地理に位置しているため15時間を超える超長距離路線というのは今のところありません。

しかし世界には17時間を超える超長距離路線があることに驚いた人も多いのではないでしょうか。

飛行時間が17時間を超える超長距離路線には、各社ともに最新機材や大型機材を投入し、乗客の快適性の向上に努めていることもわかります。

また、1日の約3分の1を機内で過ごすのは乗客だけでなく客室乗務員も同じです。

長距離路線で客室乗務員はどう過ごす?

長距離路線では、客室乗務員も機内に備えられたベッドルームで交代に休憩と仮眠を取ります。

バンクと呼ばれる乗務員専用のベッドルームは、カーテンで仕切られた半個室になっており、 少しでもリラックスして休めるように簡単なルームウエアに着替えたり、 夜会巻きをほどいたり、メイクを落としたりする客室乗務員もいます。

また長時間のフライトでは機内サービスを3回行う場合もあり、客室乗務員は機内サービスのペース配分を考えたり、役割を分担したりしながら乗務を行います。

これから就航予定の長距離路線

さらに今後就航が計画されている超長距離路線には、シンガポール航空のシンガポール〜ニューヨーク(アメリカ)線があり、飛行時間は18時間50分、飛行距離は15335km(9529mile)で、エアバス社の最新鋭機で長距離型のA350-900ULRが世界で初めて投入される予定となっています。

この便が就航すれば、現在のドーハ(カタール)〜オークランド(ニュージーランド)路線を抜いて、国際線定期便の世界最長路線となります。

地球1周が約40000km(24854mile)ですから、現在就航している超長距離路線の多くは、地球の3分の1以上の距離を約17時間で運航していることになります。

日本から見て地球の裏側と言われることが多いサンパウロ(ブラジル)までの距離は18534km(11516mile)です。

さらに航続距離の長い航空機が開発されていき、いつか直行便が就航する日が訪れるかもしれませんね。

飛行機と偏西風

ちなみに、航空機は偏西風の影響を受けて飛行しています。

偏西風は西から東へと向かって吹いているため、一般的に西から東へと向かう便は追い風に乗ってスピードが上がります。反対に東から西へと向かう便は向かい風になりスピードが下がります。

例えば、羽田—福岡線は、羽田から福岡へ向かう往路は約2時間かかりますが、復路は約1時間半となります。

また偏西風は季節によって吹く場所が異なります。できるだけ向かい風の影響を受けないようにルートや高度が調整されていますが、往路と復路の飛行時間に違いが出てしまうのはこの偏西風の影響なのです。

今後、長距離路線を利用する際には、飛行距離だけでなく往路と復路で異なる飛行時間にも注目してみてくださいね。

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この記事を書いたキャビンアテンダントは・・・

ca6桜子さん

海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社のキャビンアテンダントへ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。

詳しいプロフィールはこちら

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