客室乗務員になることをきっかけに一人暮らしを始めるという人も多いのではないでしょうか。私も客室乗務員の内定をいただいたことをきっかけに東京での一人暮らしを始めました。
新しい仕事をしながら慣れない土地で一人での生活を始めるには不安がたくさんあると思います。土地勘もないし、治安はどう?もし何かトラブルに巻き込まれたらどうしよう。
そんな人たちの不安を少しでも解消できるように、客室乗務員になる人が部屋探しをする際に押さえておきたいポイントをまとめました。
1 駅近物件がおすすめ!できれば徒歩10分以内
客室乗務員の乗務パターンは日によってバラバラ。入社してから最初の2、3か月は初期訓練が待っており、その間は毎日トレーニングセンターへ通います。そして無事に訓練が終わるとまずは国内線を飛び始めます。
初便や最終便など電車が走っていない時間帯には送迎がありますが、基本的には公共交通機関を使って空港まで通わなくてはなりません。国内線はステイがあったとしても1泊2日が多く、もしくは1日に2便または4便を飛んで家に帰るというパターンもあります。そのため、空港からも近く、公共交通機関を利用して通いやすい物件を選ぶ必要があります。
また、客室乗務員は、髪型やスーツケースなどの持ち物から客室乗務員であるということを特定されやすい傾向にあります 。冬の早朝勤務はまだ夜が明けておらず暗く、また、深夜に一人で駅まで遠い道のりを、スーツケースを引きながら歩くことを避けるためにも駅から近く、街灯があり、大通りから近い物件を選ぶ方が安全です。
物件を探すのは昼間が多いと思いますが、できれば夜間歩いてみてどんな雰囲気か確かめてみるといいと思います。
2 オートロックは必須!
女性の一人暮らしとなれば誰もが気になるのがセキュリティ面ですよね。
ステイで家を空けることもありますが、平日の昼間家にいることも多い客室乗務員。私が住んでいたマンションの住人のほとんどは土日が休みの仕事をされており、平日の昼間はガランとしておりとても静かでした。平日の昼間誰もいない建物は空き巣に狙われやすいと言います。明らかに一人暮らし用のマンションとわかる外観の建物はなるべく選ばないようにし、安全のためにオートロックは必須です。
オートロックのインターフォンにカメラが内蔵されている物件を選ぶと、オートロックを空ける前にどんな人が訪問してきたのかがわかるので安心です。最近は留守中に尋ねてきた人を録画するシステムが付いているインターフォンもあるようですので、そういうところも気にかけておくと安心ですね。大家さんや管理人さんが常駐している物件であればなお安心です。
3 コンビニ、24時間営業または深夜まで営業しているスーパーがあるか
フライト後夜遅くなっても歩いて行ける距離に、コンビニや24時間営業または深夜まで営業しているスーパーがあるかどうかは物件を選ぶ際の重要ポイントです。
ちょっとした買い物ができるかどうかだけではなく、何か危険なことがあった時に助けを求めることができる場所があるかということも念のため頭に入れておくといいでしょう。
4 バスとトイレは別
地方の物件では当たり前のようにバスとトイレは別になっていますが、都会の狭い物件ではユニットバス形式の物件が多いのが現実です。バスとトイレが別であるとその分家賃が上がりますが、それでもバスとトイレが別の物件が楽です。
脱衣所に洗濯機置き場なども設置されているバスとトイレが別になっているワンルームも探せばありますので、リラックスしたバスタイムを過ごすためにもバスとトイレにはこだわりたいですね。
5 広めのキッチン
ステイ先での外食やフライト中のクルーミールが多くなると栄養が偏る傾向にあります。休みの日くらいはゆっくり家で自炊と思ってもキッチンが狭いと億劫ですよね。コンロはせめて二つ、広めの流し台と収納があれば自炊も楽々です。
まとめ
女性の一人暮らしにはいろいろと譲れないポイントが多いと思います。まずはセキュリティ面に重点を置いてエリアを選び、そのエリアの中で好みにあった物件を探していくといいと思います。
新人客室乗務員の多くは同じようなエリアで物件を探しますので、同じマンションに同期がいるということも少なくありません。また、知らない場所の治安は気になると思います。東京エリアであれば、警視庁のホームページに犯罪発生マップがありますので参考にしながらエリアを絞るといいかもしれません。
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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・
桜子さん
海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社の客室乗務員へ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。