憧れのCAを退職していった人は、その後どのような人生を歩んでいるのでしょう?
CAはなりたくても簡単になれる職業ではありません。CAになることを人生の目標にしてきた人たちもいるはずです。女性としても花形職業でもあるし、だからこそCAを辞めた後をどのように過ごしているのか気になるものですね。
その1 専業主婦
CAは活発な女性がなることが多いので、結婚して家庭に収まるようなタイプではないような気がします。ところが、意外と専業主婦になる人はいるものです。
CA時代はなかなか地に足が付いたような、季節感を味わえるような生活があまりできなかったりもします。シフト制の仕事なので、一週間の時間の流れが一般の職業の人とは少し違う感覚になります。週末にもお仕事をするので、今日は何曜日かな?というように曜日の感覚も鈍くなってしまいます。
そんな生活を何年もしていると、結婚したら家庭に収まってゆっくりとした生活がしたい。と思う人も多いようです。CAの間は時間におわれて、あっという間に一日が過ぎてしまいます。退職後は家庭でゆったりとのんびりとした時間の使い方をしたいと思う人は専業主婦になっているようです。
また、元CAの人は子育ても一生懸命にしている人もたくさんいます。お客様第一でサービスしていましたが、家庭に入ると、旦那様と子ども第一に家族サービスしているようです。
その2 CAスクールやマナースクールの講師
CAの経験を生かした新たな職業につく人もいます。
CAの時に培った知識と技術はその人の財産でもあります。またその時に得た経験は、CAに限らずに他の職業においても大いに役立つものです。その知識を他の人に伝えるという講師としての道を歩んでいく人もいます。
また、これからCAを目指す人に対して、CA受験対策講座をしたり、自らの体験を教えていくことで後輩を育てるというCAスクールの講師を目指す方もいます。
その3 自分で開業
CAとは全く別の資格などを習得して、ビジネスを始める人もいます。
もともとCAには積極的に活動する人が多いので、自分で何か新しいことを始めようと思う人も多いのです。料理店を営んだり、エステサロンを開業したり、ヨガの先生をしたり、お料理教室を開講する人もいます。全然違う分野でも頑張っていこうとする方もいます。
ちなみに、私も子育てしながら自分でバレエ教室を開講したり、本を書いたりして執筆活動を退職後はしています。
その4 再びCAの世界へ
CAを辞めたと思いきや、しばらく辞めて休養をとって再びCAの道に挑戦する人もいます。
ここ数年は、OGの採用をする航空会社も増えてきました。全くの新人さんよりも、やはり経験者の方がすぐに仕事をこなせるのもあります。そして、一度辞めたけれどもう一度やってみたい!ということは、CAの職業の良さも十分にわかっているし、やる気度が違います。
また、国内の航空会社を退職して、海外の航空会社に再就職していく人もいます。
まとめ
CAとしての人生経験は、退職後もさまざまな面で役に立ちます。お客様に対しても気遣いの仕方、マナーの面でも、接客術としてもCAで得たスキルは大いに使っていけます。
CAは、時間に厳しい世界です。時間に遅刻するということは、許されることではありません。また、確実に業務を熟していかないといけません。そのようなことは、信用を得るためにはとても基本的なことでもあります。
しかし、基本的なことがなかなかできないという人も世の中にはたくさんいます。そんな中でCAとして徹底して時間や業務をやれるということは、退職後でもどんな世界でもやっていけると言う自信でもあり強みになるのでしょう。
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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・
すみれさん
大学で管理栄養士の資格を取得後、一般企業に就職し、その後、国内大手航空会社のキャビンアテンダントに転職。現在は子育てをしながら、趣味のバレエ講師も務めるなどマルチに活躍中。「客室乗務員」ならではの知恵を中心に発信しています。