客室乗務員の転職事情。CAが転職を考える理由と実際の転職事例をチェック

世界を飛び回り見聞を広めたり、国籍や年齢、言語や文化背景の異なる多くのお客様との出会ったりと、他の仕事にはない魅力がたくさんの客室乗務員の仕事。

現役で働く客室乗務員の中には、仕事自体に不満はないけれど、結婚や出産、子育てなどライフステージの変化により、ワークライフバランスを考えて転職や退職が頭をよぎりながらも、年齢や未経験の職種への挑戦など客室乗務員からの転職に不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、転職を考えている客室乗務員の不安を払拭するため、実際の転職成功事例をはじめ、どのような業種への転職が向いているかなど客室乗務員の転職についてまとめました。

客室乗務員が転職を考える理由とは

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客室乗務員が転職を考える理由は人によって様々です。

客室乗務員の仕事を十分に満喫したという人もいる一方で、不規則な勤務形態を転職や退職の理由に挙げる人が多いのも事実です。

例えば、結婚や出産というプライベートでの転機を迎えたとき、家を空けることが多い客室乗務員の仕事と家庭の両立がうまくできなくなったり、年齢とともに時差や長時間の乗務という体に負担のかかる仕事が辛くなってきたりという理由は多く聞きます。

また、長く働いても年収や待遇に改善が見込まれないなど自己のキャリア形成が思うようにいかないときや、外資系航空会社勤務の海外生活の見通しが立たなくなったとき、より良い環境で年齢に関わらず長く働ける仕事でキャリアアップを図りたいと考えるのも転職を考える理由のひとつとして挙げられています。

客室乗務員はどの業界でも活躍できる

客室乗務員から未経験の職種への転職ではPCスキルが不足していたり、専門的なノウハウがなかったりと、即戦力にならないということがネックになり足踏みしてしまう人が多いと聞きます。

そのためには、客室乗務員の仕事で身につけたスキルを整理してみることが重要です。

例えば、客室乗務員に欠かせないコミュニケーション能力やヒアリング能力、相手の要望の先を汲み取って行動できる判断力や視野の広さ、客室乗務員経験者ならではのホスピタリティ能力や時間管理能力などはどのような業界においても活躍できるスキルです。

客室乗務員からの転職を成功させるためには、客室乗務員として培ったスキルを異なる職種でどのように活かせるのかを織り交ぜながら、志望動機や自己PRを明確にしておくことが大切です。

客室乗務員を目指しているときに志望動機や自己PRの研究を重ねた経験も役に立ちますね。

客室乗務員の転職事例5つ

客室乗務員の転職事情。CAが転職を考える理由と実際の転職事例をチェック

では、ここからは実際に客室乗務員からの転職の具体例をいくつか紹介していきます。

客室乗務員として乗務しているときには当たり前だと感じていたスキルをどのように活かすことができるかにも注目してください。

同じ航空業界へ

客室乗務員の仕事自体は好きだけれどより厳しい環境に身を置きキャリアアップを図りたいという人や、客室乗務員の仕事で暮らしたい国が見つかったという人など国内系航空会社から外資系航空会社の客室乗務員へ転職しています。

反対に、海外での生活や国籍の異なるクルーとの乗務を十分に楽しみ日本に帰って好きな仕事を続けたいという人や、結婚や出産をきっかけに日本を生活のベースに戻したいという人の中には、外資系航空会社からステイの少ない国内系の格安航空会社に転職しているパターンもあります。

また、好きな航空業界に身を置き、客室乗務員の経験が活かせる営業や販売促進など地上職への転職も珍しくありません。

他業種のサービス業

客室乗務員として身につけたコミュニケーション能力やヒアリング能力、ホスピタリティ能力をさらに活かしやすい他業界のサービス業は転職が成功しやすい職種のひとつです。

ヒアリング能力や状況判断能力を活かしながらひとりひとりの要望に応えることができるホテルや高級マンションのコンシェルジュ職、立ち居振る舞いやホスピタリティ能力が活かせる企業や医療機関の受付や高級ブランドアパレル職は、客室乗務員経験者に向いている職種と言えます。

秘書や広報

ビジネスクラスやファーストクラスで様々なバックグラウンドを持つお客様と触れ合う客室乗務員経験者の魅力のひとつは、会話の引き出しが多いことです。

また、クルーをまとめるパーサー職経験がある人は、様々なシーンに対応できるマネジメント能力を身につけている上、瞬時に判断し的確な返答ができたり、どんな場に出ても恥ずかしくないマナーがしっかりしていたりするため、エグゼクティブの秘書や外資系企業の広報職などへの転職を成功させている人も多くいます。

アナウンサー

あまり知られていませんが、客室乗務員の訓練で機内アナウンスや話し方の講座を受講したり、客室乗務員として機内で多くの人と出会ったりする中で、情報発信や取材に興味を持ち、セカンドキャリアとしてアナウンサーやキャスター、司会業への道を目指す客室乗務員もいます。

客室乗務員は、機内という限られた空間で正確な情報を伝える情報伝達能力をはじめ、突発的な自体にも臆することなく対応できる臨機応変な対応能力、また常に人にどう見られるかという自己認識力が高く優れている人が多いため、アナウンサーの世界でも活躍していける力を持っています。

アナウンサーの採用は年齢に関わらず経験値が高い人が採用されるケースや不定期の中途採用 を行なっているケースが多いのも客室乗務員の転職に向いている特徴です。

結婚や出産を機に退職・起業する

客室乗務員としてフライト生活を十分に満喫していても、結婚や出産というライフステージの変化を機に退職するケースもあります。

客室乗務員の仕事は、月の半分は家を空けることが多い上、不規則な勤務パターンから夫や子供とあまり顔を合わせることができない、海外ステイの間に子供に何かあったときすぐに駆けつけることができないなど、家庭との両立が難しい仕事のひとつでもあります。

そこで、結婚や出産を機に家庭に入るケース、自宅でできる在宅の仕事に就いたり、客室乗務員として培ったスキルをもとに起業したりするケースもあります。

客室乗務員を目指す人を育てるエアラインスクールの開校やその講師、客室乗務員の経験がそのまま仕事につながるマナー講師やキャリアカウンセラー、ソムリエ資格を活かしたワイン教室など、それぞれの強みを生かしながら起業し成功を収めている客室乗務員も多くいます。

転職するなら「キャリアを仕事にどう活かせるか」を考えて

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いかがでしたか?

客室乗務員以外の仕事を経験したことがないから転職は難しいのではないか、30代になり未経験の仕事を選ぶことに不安がある、転職したいとは思うものの自分に何ができるのかわからないなど、誰にとっても転職には不安がつきものです。

どの業界のどの職種を選ぶとしても、これまで客室乗務員として身につけたキャリアやスキルを新しい仕事にどう活かせるかを考え、今後どのようなキャリアを築いていきたいのかをしっかり考えることが大切です。

また、客室乗務員を目指して頑張っていた頃を思い出して、志望動機や自己PR、職務経歴書の書き方、面接対策などにも力を入れ、自分の持っている能力を最大限に引き出すことが転職成功の秘訣と言えます。

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この記事を書いたキャビンアテンダントは・・・

ca6桜子さん

海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社のキャビンアテンダントへ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。

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