キャビンアテンダント受験の面接で聞かれることと面接対策の基本

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キャビンアテンダント受験の面接で聞かれることと面接対策の基本

キャビンアテンダント受験で、避けることができない面接に不安を感じている受験者の方も多いと思います。

面接は、キャビンアテンダントの採用試験内容で、もっとも重視されているといわれています。「何を質問されるかわからない」「どう対策していいのかわからない」という受験希望の皆さんに、質問内容や対策方法をご紹介しましょう。

キャビンアテンダント受験における面接の重要性

キャビンアテンダント受験の面接で聞かれることと面接対策の基本

キャビンアテンダントの仕事は、お客様への接客が大部分を占めます。そのため、お客様への第一印象が良いか、お客様一人一人へ臨機応変な対応ができるか、キメ細かな配慮や気配りができるか、などが重要です。また、接客においてだけでなく、クルー同士で協力しながらフライトを作り上げるため、コミュニケーション能力も必要です。

これらは、学歴や経歴、筆記試験などでは評価しにくいものです。そのため、キャビンアテンダント受験における面接を重要視しているのです。航空会社は、面接を通して、キャビンアテンダントにふさわしい素養があるかどうかをしっかり見極めたいと考えているのです。

面接の種類

面接方法は、航空会社によって違いはありますが、必ず試験内容に含まれています。面接は何度も行う航空会社もあり、面接方法も様々です。それでは、主な面接の種類についてご紹介しましょう。

グループ面接

グループ面接は、受験者5~6名、もしくは3~4名程度と面接官2~3名で実施されることが多いです。所要時間は15~20分程度です。入室後、一人ずつ自己紹介や自己PRを行った後、簡単な質問をされます。自分の考えをまとめておき、面接官に解りやすく伝えることが必要です。1人に与えられる時間も限られているため、面接官に「もっと、話をしたい、質問したい」と思ってもらえるよう心掛けると個人面接まで進めることができるでしょう。暗記したことを棒読みするのではなく、自分の言葉で考えを伝えることで、印象が良くなります。

またグループ面接では、第一印象が重要なポイントです。笑顔や表情に気を付けながら受け答えをするのは当然ですが、他の受験者が話をしている際にもチェックされていることを忘れてはいけません。

個人面接

個人面接は、受験者が1名と面接官2~4名で行われることが多いです。所要時間は15~20分程度です。外資系エアラインでは1対1で実施されるところもあります。個人面接では、エントリーシートに沿って掘り下げた質問がされます。面接官は、受験者の人間性を見抜こうとします。入社の意思確認をするために様々な質問がされ、将来的にどのように貢献してくれるのかも審査します。1つの質問に対して、かなり深く質問され、回答に詰まるシビアな質問もありますが、どのような質問にも答えられる様、練習を積み重ねておくことが必要です。

グループディスカッション

グループディスカッションは、約6名の受験者に面接官からテーマが与えられ、テーマについて受験者全員で話し合い、結論をまとめて発表するというものです。面接官はその様子を観察しています。ここでは、ディスカッションの内容もさることながら、受験者の協調性・リーダーシップ・組織適応力・社会性・チームワーク力・サービス適正などを見抜いています。

グループ内での自分の役割を理解し、他の受験者の話にも耳を傾け、コミュニケーションを図る必要があります。接客に適した印象を与えられるかどうかも重要なポイントです。笑顔を忘れず、ハキハキとした言葉でグループディスカッションに臨む必要があります。

キャビンアテンダント受験の面接で聞かれること

キャビンアテンダント受験の面接で聞かれることと面接対策の基本

グループ面接では、割と簡単な質問をされることが多いですが、個人面接はエントリーシートに沿って、掘り下げた質問がされます。面接官は、受験者の人間性を重点的に審査するために、様々な切り口から質問します。では、どのようなことを聞かれるのかいくつかご紹介しましょう。

キャビンアテンダントになりたい理由

「どうしてキャビンアテンダントになりたいのか」という質問は、必ずされると思って間違いないでしょう。憧れやイメージだけでなりたいと思っていると面接官に受け取られてしまうと間違いなく落とされてしまいます。キャビンアテンダントという仕事のデメリットもきちんと理解している旨を示す必要があります。それを踏まえた上で、仕事に対する責任感や情熱があることを伝えると良いでしょう。

この航空会社を志望する理由(志望動機)

面接官は、どこの航空会社でもいいからキャビンアテンダントになりたいと思っている受験者より、自社を強く希望している受験者を合格させたいと思っています。企業研究をしっかりと行い、根拠をもって伝えることが必要です。「自分のスキルを活かせる」「経験を活かして、さらに成長したい」など、自分を採用することで得られるメリットを感じさせるように伝えると良いでしょう。

自己PR

やみくもに色々な内容を自己PRするのではなく、「キャビンアテンダントに必要なスキルを自分は持っている」ということを詳しく述べると良いでしょう。そのためには、キャビンアテンダントに必要なスキルを知っていなければなりません。自己PRをしている際にも、面接官はキャビンアテンダントの仕事の理解をしているかを審査しています。近年、どこの航空会社でも、タイトなスケジュールで体調を壊して離職するキャビンアテンダントが増えています。このことを踏まえ、自分には体力があることを具体的にPRすることも良いかもしれません。

キャビンアテンダント受験の面接で聞かれることと面接対策の基本

今までで一番頑張ったこと

面接者は、「一番頑張ったこと」を聞くことで、どれだけ情熱を傾けられる人間なのか、努力ができる人間なのか、信念や根性はあるのか、という点を知ろうとしています。面接官は、長く会社に貢献してくれる優秀な人材を合格させたいという思いがあります。せっかく育ててきた社員を手放すことは会社の損失になります。「どんなことがあっても乗り越えて成長し続けてくれる」と面接官に感じてもらえるようなエピソードを話すと良いでしょう。

圧迫面接

例えば、既卒者が受験者だった場合、「前職の会社の方が、お給料や労働条件が良いのでは?」と回答に詰まるような質問をされることもあります。面接官は、動揺させるような質問をした際の受験者の表情や臨機応変さなどを審査しています。上手く答えられず泣き出してしまう受験者もたまにいるようですが、これでは合格することはできません。乗務するようになると、お客様にクレームを頂くこともあります。キャビンアテンダントはどのような状況でも冷静に対応できるスキルが必要です。圧迫面接であっても臆することなく答えられる様、模擬面接で練習を重ねておくと良いでしょう。

その他

個人面接では、「あなたの挫折経験を教えてください」「失敗から学んだことを教えてください」など、受験者の人間性を知るための質問をされることがあります。一見、キャビンアテンダント受験には関係のなさそうな質問であっても、面接官は、仕事に対する考え方、物事の捉え方なども審査しています。どのような切り口から質問されても、キャビンアテンダントの適正があると感じてもらえるような答えができるように、イメージを膨らませておくことや、練習を重ねておくことが重要です。

外資系の航空会社の面接の場合、「その国の価値観、習慣、宗教などを理解しているか」「日本との違いに対応できる人材か」という点からも審査されています。自分自身で適正があるかどうかを含めて分析し、模擬面接で練習を重ねておくと良いでしょう。

キャビンアテンダント受験の面接対策

キャビンアテンダント受験の面接で聞かれることと面接対策の基本

面接での成功の鍵は、どれだけ準備に時間をかけることができたかです。受験者は、筆記の勉強やエントリーシートの記入などに追われ、一番重要視されている面接対策が手薄になっている傾向があります。面接は、練習を重ねれば重ねるほど合格に近づくことができます。それでは、詳しく面接対策についてご紹介しましょう。

想定質問と回答を事前に準備する

想定される質問と回答を紙に書き出してみるのも良いでしょう。受験勉強の合間や、通学・通勤時間を利用してイメージを膨らませておくことも重要です。しっかりと自分の考えが定着してくると、どのような切り口から質問をされてもスムーズに答えられるようになります。

受け答えの練習を繰り返す

面接時の受け答えが明確に話せているか、その際の自分の表情や振る舞いを、第三者にチェックしてもらうことが重要です。自分1人で練習していても、なかなか自分を客観的に見ることができず、上達に時間がかかってしまいます。恥ずかしい気持ちがあるかもしれませんが、必ず第三者にチェックしてもらいましょう。

緊張感がもてる状況で練習をする

本番の面接では、受験者のほとんどが緊張します。その緊張した状態でもベストが尽せるかどうかは、練習を重ねたかどうかにかかっています。エアラインスクールに通っている場合は、本番に似た状況を作り、模擬面接に取り組むことも可能です。通っていない受験者は、家族や友人に協力してもらうことで、緊張感が持てるかもしれません。自分から進んで本番の面接に似た状況を作り出す工夫をしましょう。

過去の受験者の面接情報を得る

エアラインスクールに通っている場合は、過去の卒業生の面接情報を簡単に知ることができます。通っていない場合は、自分から積極的に情報収集に努めると良いでしょう。航空会社によって面接で聞かれる内容にも傾向があります。あらかじめ、知っておくことで、面接で聞かれる内容を準備することができます。

入退室、挨拶等の基本マナー

面接の攻略本や情報をインプットするだけでは、不十分です。入退室、挨拶などの基本マナーを正しくアウトプットする練習を繰り返しましょう。第三者にチェックしてもらうことで、自分の第一印象を正確に知ることができます。

当日の心構え

当日までに、自分自身で「ここまでやったのだから大丈夫」という自信がつくまで、面接の練習を重ねることで、余計な緊張をすることもなくなります。少し余裕が出てくると、笑顔も自然になり、面接官とも会話が弾むでしょう。面接を楽しむ気持ちをもって、臨むと良い結果になることが多いです。合格者が面接のことを振り返ると、「素直な自分を出せた」「少し緊張したけど面接を楽しめた」と話す人も多いです。練習を積み重ねてきた自分に自信をもって面接に臨めるように準備を始めましょう。

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キャビンアテンダント受験に臨む方へアドバイス(私の体験談より)

私は、勉強の合間の休憩時間や空き時間に、よく面接を想定したイメージをしていました。新たに思い浮かんだことは、すぐにメモに取り、忘れないようにして練習に役立てていました。面接の練習を、重ねれば重ねるほど、自信が湧き、不安が無くなっていくのが実感できました。本番の面接では、ほとんど緊張することもなく、「もっと聞いて欲しい」と思うほどでした。たくさんの質問や答えを想定するうちに、自分の考えもしっかり固まってくるので、どのような切り口から質問されても、スムーズに答えられるようになったのだと思います。

面接は練習あるのみです。私の場合は、エアラインスクールの仲間との練習や、講師の方にアドバイスを頂いていました。家族や友人に練習に付き合ってもらうのに抵抗のある方にはエアラインスクールはお勧めです。面接に強くなることは、入社してからも様々な面で役に立ちます。是非、面接を楽しむ気持ちで臨んでください。応援しています。

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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・

ca7彩夏さん

大学を卒業後、国内大手ホテルにて三年間勤務。その後、外資系の航空会社の客室乗務員を二社経験。機内での日英通訳として勤務した経験も持つ。

 

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