2回に分けてお伝えした客室乗務員(CA)採用を再開した国内エアラインの採用情報と今後の採用予想に続き、今回はコロナ禍でも客室乗務員(CA)採用を継続している外資系エアラインと今後の採用予想をお伝えします。
外資系エアライン各社の応募要件だけでなく、海外の航空需要の状況、今後の採用予想などもまとめていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
客室乗務員(CA)採用を再開した国内エアラインと今後の採用予想 ーPART 1ー 客室乗務員(CA)採用を再開した国内エアラインと今後の採用予想 ーPART 2ーカタール航空
対象者:新卒・既卒
募集人数:相当数
応募要件
• 最終学歴:高卒以上
• 21歳以上
• アームリーチ(爪先立ちで片手を伸ばした状態)で212cmまで届くこと
• 英語での会話、読み書きが堪能であること(他の外国語を話せる場合は尚可)
• 有効な旅券、及び訓練場所及び勤務地に滞在できるビザ(査証)を取得できること
• カタールのドーハでの訓練に参加できる方
エミレーツ航空
対象者:新卒・既卒
募集人数:相当数
応募要件
• 最終学歴:高卒以上
• 21歳以上
• アームリーチ(爪先立ちで片手を伸ばした状態)で212cmまで届くこと
• 英語が堪能であること
• 接客業務経験があれば尚可
• 有効な旅券、及び訓練場所及び勤務地に滞在できるビザ(査証)を取得できること
• ファイナルインタビューから3ヶ月以内にドバイでの訓練に参加できる方
エティハド航空
対象者:新卒・既卒
募集人数:相当数
応募要件
• 最終学歴:高卒以上
• 入社時に21歳以上であること
• アームリーチ(爪先立ちで片手を伸ばした状態)で212cmまで届くこと
• 英語での会話、読み書きが堪能であること(他の外国語を話せる場合は尚可)
• 制服を着て見える箇所にタトゥーがないこと
• 水中で浮遊器具をつけて泳げること
• 接客業務経験があれば尚可
• 有効な旅券、及び訓練場所及び勤務地に滞在できるビザ(査証)を取得できること
• アブダビでの訓練に参加できる方
補足:各社共通の募集要項
注:今回記載した応募要件のほかにも、各社共通で募集要項にあげられている応募要件は以下の通りです。
• 裸眼またはコンタクト矯正視力が各眼ともに1.0以上である方
• 航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・腰椎等に支障がない方
また、外資系エアラインでは訓練や日常の業務、クルー同士のコミュニケーションは英語で行われるため、高い英語力が求められています。
尚、今回紹介した募集の中にはすでに終了しているものもありますので、最新情報、最新の募集要件については各社HP等で確認してください。
今後の採用予想
ワクチン接種や各国の入国緩和が進むにつれて、世界的に航空需要が回復傾向にあります。
とりわけ入国時規制の撤廃や緩和が進んでいる欧米諸国では航空需要の回復が著しく、乗務員不足による航空便の欠航が目立つようになっています。
コロナ禍で従業員をレイオフ(一時帰休)した経緯がある外資系エアライン各社では、航空需要の回復に新規採用や乗員訓練が追いついていないこともその背景にあるとも言われています。
その結果、2022年4月のイースターホリデー中には多くの航空会社が乗員繰りを理由に欠航しており、この先本格化する夏のバケーションシーズンに向けて客室乗務員の採用もさらに増えると予想されます。
今後、各国への入国時の規制が取り払われることにより、外国旅行客が各国に入国しやすい状況になれば、さらに外資系エアラインの客室乗務員採用は増えるでしょう。
また、コロナ禍でも多数の新規エアラインが設立されています。
この1、2年中に就航を目指す新規エアラインやコロナ禍で日本人客室乗務員をレイオフ(一時帰休)したエアラインにおいては、今後日本人客室乗務員の採用を行う可能性があります。
外資系エアラインの客室乗務員を目指す人は、どの国でどのようなエアラインが新規設立されているのか、就航予定の国や都市はどこなのかなどの情報収集も行っておくと良いでしょう。
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この記事を書いた人
東京・福岡の少人数制エアラインスクールCAコンシェルジュの運営事務局・広報スタッフです