客室乗務員(CA)採用を再開した国内エアラインと今後の採用予想 ーPART 2ー

2回に分けてお伝えしている客室乗務員(CA)採用を再開した国内エアラインの採用情報と今後の採用予想ですが、今回はPART2として2022年に客室乗務員(CA)採用を再開した国内エアラインの採用情報と今後の採用予想をお伝えします。

就職活動が本格化する中、ワクチン接種や各国の入国緩和が進むにつれ、国際線の需要も少しずつ回復してきています。とりわけ大手航空会社での客室乗務員の新卒採用は3年ぶりとなる嬉しいニュースです。

各エアラインの応募要件もまとめていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

Peach Aviation

対象者:新卒・既卒
募集人数:50名程度
応募要件
• 2022年3月末までに、専門学校、高等専門学校、短期大学、四年制大学または大学院をすでに卒業・修了している方、または卒業見込みの方
(最終学歴が高等学校卒の場合は3年以上の就労経験のある方)
• 日本語の読み書き・会話においてビジネスレベル
• TOEIC600点、GTEC-LR260点相当程度以上の英語力を有する方
• 有効な旅券、及び訓練場所及び勤務地に滞在できるビザ(査証)を取得できること

J-Air

対象者:新卒
募集人数:相当数
応募要件
• 2020年4月〜2022年3月までの間に四年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了されている方(就業経験のある方も可能)
• 2022年4月〜2023年3月までの間に四年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了見込みの方
• TOEIC550点程度以上、または英検2級以上の英語力を有すること

JAL(日本航空)

対象者:新卒・既卒(条件に当てはまる場合のみ可)
募集人数:100名程度
応募要件
• 2020年4月〜2022年3月までの間に専門学校、短期大学、高等専門学校、四年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了されている方
• 2022年4月〜2023年3月までの間に専門学校、短期大学、高等専門学校、四年制大学または大学院(修士課程)を卒業見込みの方(学部学科指定なし)
• 2023年4月以降の、会社が指定する日に入社できる方
• 国際線に乗務するまでにパスポートの取得が可能であること
• TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有することが望ましい

日本トランスオーシャン(JTA)

対象者:新卒・既卒(条件に当てはまる場合のみ可)
募集人数:若干名
応募要件
• 2020年4月〜2022年3月までの間に専門学校(2年制課程以上)、短期大学、四年制大学または大学院を卒業・修了されている方
• 2022年4月〜2023年3月までの間に専門学校(2年制課程以上)、短期大学、四年制大学または大学院を卒業見込みの方
• 簡単な日常会話ができる英語力を有すること

フジドリームエアラインズ

対象者:新卒
募集人数:若干名
応募要件
• 2020年3月以降に大学院、四年制大学、短期大学、専門学校を卒業・修了されている方、もしくは2023年3月までの間に卒業・修了見込みの方

Air Do

対象者:新卒
募集人数:若干名
応募要件
• 2023年3月までの間に大学院、四年制大学、短期大学、専門学校(1年課程を除く)を卒業・修了見込みの方
• TOEIC550点または英検2級程度の英語力を有する方

ソラシドエア

対象者:新卒
募集人数:16~20名
応募要件
• 2020年3月以降に大学院、四年制大学、短期大学、専門学校を卒業・修了されている方、もしくは2023年3月までの間に卒業・修了見込みの方
• TOEIC600点以上もしくは同程度の英語力を有する方
• 緊急時に高さ190cmの場所にある機器の操作に支障がない方

対象者:既卒/経験者
募集人数:若干名
応募要件
• 2022年以降の、会社が指定した時期に入社可能な方
• 客室乗務員として1年以上の乗務経験があり、客室乗務員退職後5年まで(国内・国際問わず) ※客室責任者、教官、組織マネジメントの経験がある方尚可
• TOEIC600点以上もしくは同程度の英語力を有する方
• 緊急時に高さ190cmの場所にある機器の操作に支障がない方

北海道エアシステム(HAC)

対象者:新卒・既卒
募集人数:若干名
応募要件
• 会社が指定する日に入社・訓練開始が可能であること
• 高卒以上の学力を有すること
• 日常会話程度の英語力を有すること

ZIPAIR Tokyo

対象者:既卒
募集人数:若干名
応募要件
• 2022年3月末時点で専門学校、高等専門学校、短期大学、四年制大学をすでに卒業または修了していること
• TOEIC600点以上の英語力を有することが望ましい
• 日本語が母国語でない場合は日本語能力検定のN1、あるいはビジネスレベルの日本語会話ならびに読み書きが可能であること
• 入社時に残存期間が6ヶ月以上のパスポートを所持していること(国籍は問わないが在留カードの在留資格の確認は必須)

注:今回記載した応募要件のほかにも、各社共通で募集要項にあげられている応募要件は以下の通りです。

• 裸眼またはコンタクト矯正視力が各眼ともに1.0以上である方
• 航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・腰椎等に支障がない方

尚、今回紹介した募集の中にはすでに終了しているものもありますので、最新情報、最新の募集要件については各社HP等で確認してください。

今後の採用予想

日本の大手航空会社であるJALはコロナ後を見据え、いち早く新卒の採用再開に動き出しました。JALグループ各社においても客室乗務員の採用を再開し、コロナ禍で採用試験を受けられなかった2020年度、2021年度卒業生も募集の対象にするなど応募の対象者を広げています。ANAやスカイマークにおいては残念ながら2023年度の新卒客室乗務員の採用は見送る予定である旨の発表がありました。

しかし、ANAはグランドスタッフの採用は再開しており、また、新ブランド「Air Japan」の就航やグループ全体でキャリア採用を強化する予定としています。そのため、航空需要の回復状況に合わせて客室乗務員(CA)の新規採用や追加の採用が行われることも予想されます。

最後に、コロナ禍ではエアライン業界のこれまでの常識が大きく変わり、企業内での配置転換、外部出向など幅広い分野で活躍する人材が必要とされていることも見受けられています。
強みを活かして様々な業務に挑戦したり、異なる環境にも逞しく対応していける前向きな姿など、苦境に立たされても負けないオールマイティーさが必要とされているのかもしれません。
客室乗務員を目指すみなさんも、コロナ禍で前向きに取り組んだこと、習得したこと、今の状況だからできることなどをしっかりとアピールできると良いですね。

国内エアライン今後のCA採用予想PART1もぜひご覧ください♪

客室乗務員(CA)採用を再開した国内エアラインと今後の採用予想 ーPART 1ー

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この記事を書いた人

エアラインスクールCAコンシェルジュ事務局エアラインスクールCAコンシェルジュ事務局

東京・福岡の少人数制エアラインスクールCAコンシェルジュの運営事務局・広報スタッフです