10月も後半に入り、金木犀の香りが漂い始め、日に日に秋が深くなっていることを感じます。秋といえば、食欲の秋!スポーツの秋!読書の秋!そして、秋の夜長にゆっくりと時間が取れるこの時期は、資格取得の学習をするのにもピッタリです。
「客室乗務員になるために有効な資格はありますか?」という質問を受けることがありますが、客室乗務員になるためにこの資格を持っていなければならないというものはありません。しかし、持っているといざというときに役立つ資格はたくさんあります。
今日は、現役の客室乗務員も取得していることが多い資格をいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてみてくださいね。
1.TOEIC
客室乗務員の募集要項にも描かれているTOEIC。応募資格の目安として、国内系航空会社では600点程度、外資系航空会社では750点〜800点程度が必要とされています。自分自身の英語力の目安にもなりますので、定期的に受験しブラッシュアップを目指しましょう。
2.第二外国語資格
英語は必須と言われる客室乗務員の仕事ですが、他の受験生と差をつけるため、あると有利なのが第二外国語資格です。特に外資系航空会社の受験を目指している人は、その国の言語が話せると尚良いとされることが多いため、資格を取得しておくと有効です。
世界で話されている言語の中で最も使用人口が多いのが中国語です。機内で英語が通じないという場合に強みになる言語は、中国語、韓国語、次いでフランス語、スペイン語だと思います。いざという時、これらの第二外国語の資格があると高く評価されることがあります。
3.手話検定
現役の客室乗務員も取得を目指すことが多い、手話検定。日本語の手話と英語の手話があり、取得することによってコミュニケーションの幅が広がると人気です。
どんなお客様とも同じようにコミュニケーションがとれること、どんなシチュエーションにも対応できることは、お客様に安心を与えることにつながります。英語の手話ができる人は少ないので、選考の際に有利に働く可能性も期待できます。
4.サービス介助士検定
障害のある方やご高齢のお客様への手引きや車いすの操作方法など、初期訓練でも習う内容をさらに詳しく掘り下げたサービス介助士検定。機内だけでなく日常生活でも役立てることができます。
困っている方に安心を与えながら、正しい方法で、さっと手を差しのべることができるようになるために必要な知識を取得することができます。
資格を取ってCA受験で差別化を!
いかがでしたか。毎回、多数の応募がある客室乗務員受験では、他の応募者との差別化が必要になります。いくつかの資格を取得しておくと、受験の際にアピールできるポイントが増えますよね。
趣味の延長で取得した資格が面接の際の話題のひとつになり、面接官の印象に残りやすくなる可能性もあります。機内でお客様との会話の話題になることもあるでしょう。
いざという時に役立つ資格や知識は、自分の自信にもつながります。短期間で取得できる資格もたくさんありますので、興味のある分野や自身にあった資格を探してみてくださいね。
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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・
桜子さん
海外の大学へ留学後、旅行やビジネスコミュニケーションの仕事を経験し、日系航空会社の客室乗務員へ。アジア・中東・欧州での生活経験あり。