客室乗務員(キャビンアテンダント)ならではの9つのメリットと特典

叶えたい夢や目指している目標があると、「諦めない」という気持ち、「信念」が必要になります。これは、何かを成し遂げるには欠かすことにできない思考です。私が客室乗務員の経験から実際に感じた、客室乗務員として働くことのメリットをご紹介します。

皆さんは、客室乗務員として働くことで恩恵を受けている自分を想像してみて下さい。皆さんの「信念」が、より強固なものになるよう育ててみて下さいね。

客室乗務員(キャビンアテンダント)ならではの9つのメリット

客室乗務員(キャビンアテンダント)ならではの9つのメリットと特典

1.国内外の色々なところに行ける

毎日が旅行感覚といっても過言ではないでしょう。ステイ先で、各地の観光地や名所を訪れることができるのは最大のメリットです。

普通なら、休暇を使い旅費を支払ってする経験も、仕事の延長上で経験できてしまいます。

2.自社航空券が利用できる

私の会社では、EF券(Employee Free Ticket)という、福利厚生の一環として付与される優待航空券が利用できました。

休暇にEF券を利用し、友人や同期と旅行することもありましたが、客室乗務員になる夢をずっと応援し続けてくれた両親に、EF券を手渡せた時は、少しでも親孝行ができたという満足感で一杯になりました。

3.休暇がしっかり確保されている

客室乗務員の勤務は土日や祝日を含むシフト制になります。航空会社によって違いはありますが、年間120日~150日くらいが休日になります。

有給を希望した場合は、社員の権利として、しっかり消化させてくれます。申請すれば、ある程度まとまった休暇も頂けるので、長期の海外旅行も計画できることもメリットです。

4.充実した手当・福利厚生・お給料

私のいた航空会社では、基本給は勤続年数に従い昇給します。住宅手当・深夜労働手当・土日出勤手当・乗務手当・家族手当・職務手当などの各種手当が充実しており、特に乗務手当は、月にどのくらいフライトしたかによってお給料が変動するので、やりがいにも繋がります。

また、産休育休制度が充実しており、女性が安心して復帰し、長く働けるような配慮が行き届いています。

5.接客マナーやサービスのプロとしてのスキルを習得できる

客室乗務員として働く以上、プロとしての自覚をもって業務にあたらなければなりません。社内には、尊敬できる上司や先輩が大勢います。そんな環境の中、自分のプロのスキルに満足することなく、常に完璧を追い続けていくことで、自分では気付かないうちに自然に身に付いていました。

6.美意識の高い仲間たちと共に、自分のセンスや女子力が磨ける

客室乗務員は常にお客様から見られることを意識し、第一印象をよくする努力をし続けなければなりません。女性の職場でも、客室乗務員ほど美意識を高く持つ人たちが大勢いる職場は他にはありません。

大勢いるからこそ、集まる情報も豊富です。ステイ先のホテルではお互いの化粧ポーチの中身を見せ合って、美容トークが始まることはよくある光景です。女性として美を意識させてくれる環境に身をおけることは、他にない素晴らしいメリットです。

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7.豊富な情報をもとに各地でグルメや買い物を楽しめる

最新のトレンドを先取りできるほどに、客室乗務員の情報収集力は最強です。話題のグルメを知れば、ステイ先から足を運べるのも嬉しいメリットです。

8.魅力的な仲間、同期との出会い

魅力的な仲間、同期との出会いは人生の宝物と言えるでしょう。同じ夢を抱き、入社してからの苦労を共にした仲間はかけがえのないものです。

9.語学力の向上が確実にできる

お恥ずかしい話ですが、入社前、私は英語が大の苦手でした。私は国内大手航空会社の国内線勤務でしたが、内定のお電話を頂いた際、「もう少し英語のスキルアップをしましょうね」という言葉と共に、合格を告げられたのを今でもはっきりと覚えています。

入社後、年に1度、社内で行われる英語の試験には苦労しましたが、今では英語と中国語の会話スキルを身に付けることができました。

客室乗務員(キャビンアテンダント)ならではの9つのメリットと特典

客室乗務員ならではのメリット(特別なお仕事編)

客室乗務員は飛行機に乗って接客をする以外にもさまざまな仕事があります。私が経験したお仕事から得られたメリットをご紹介しましょう。

1.推薦を受けてできるレアなお仕事(PR要員)

私がまだ入社1年目の頃、上司の推薦を受けて、会社のキャンペーンのPRとして起用された芸能人の方と、イベントに参加するという機会を頂きました。

大勢集まったマスコミの方々のカメラのフラッシュを浴びた時は、かなり緊張しました。少しミーハーですが、楽屋裏での芸能人の方の様子を拝見できたことも嬉しかったです。客室乗務員であってもなかなかできない貴重な経験でした。

2.チーフパーサーとしてのやりがい

チーフパーサーの資格を取得してから、接遇スキル以外にも度胸やマネジメント能力が身に付きました。同乗クルーがやりがいをもって仕事に臨み、クルーがお客様からお礼のお言葉を頂けた際には自分のことのように喜びを感じることができました。

チーフパーサーとして乗務する時には、緊張感や責任感で押しつぶされそうな時もありましたが、無事、フライトを終えた後は充実感でいっぱいでした。

客室乗務員ならではのメリット(番外編)

客室乗務員(キャビンアテンダント)ならではの9つのメリットと特典

客室乗務員は仕事だけでなく、プライベートもかなり充実しています。プライベートにもメリットが満載です。

1.パイロットとの社内結婚できる可能性が高い

ステイ先で、クルーとパイロットでお食事に出かけることはよくあります。恋愛から結婚に発展した場合、客室乗務員とパイロットでは部署が違うため、同じ会社でも適度な距離を保ちながら、互いの仕事が理解しあえる点もメリットと言えるかもしれません。

2.エリート男性との合コン・出会い・結婚

出会いはびっくりするほど豊富です。医者・弁護士・商社マン、あらゆる職種の方のお食事会に呼んで頂きました。客室乗務員はやはりお世話好きなのかな、と思うほどに周りがお世話をしてくれます。他にも野球選手やサッカー選手、芸能人の方との出会いもありました。

機内でも出会いはあるのですが、やはり紹介や合コンに誘ってもらったことをきっかけに結婚に至るケースが多かったように感じます。

3.メリハリのある時間の過ごし方ができるようになる

客室乗務員は仕事に出てしまうと、ステイ先に滞在することになり毎日自宅に帰ってくることができません。そのため、オフの日は、洗濯物や掃除など、しなければならないことがいっぱいです。さらに食事のお誘いなどもあるため、短時間で深い睡眠を得ることや、メイクを仕上げるなど、時間の節約上手な人が多いです。

客室乗務員の仕事は、メリットばかり?

客室乗務員の仕事も、他の職種と同じようにやはりデメリットもあります。

1.デメリット

客室乗務員はシフト制のため、土日休みの友達や恋人だと、時間を作るのに苦労します。また、毎週何曜日といった習い事にはまず通うことができません。

2.大変なことやストレスに感じること

客室乗務員の仕事は体力勝負です。そのため、健康管理には特に気を使います。風邪のひきかけであっても、飛行機といった特殊な環境で仕事をする場合、航空性中耳炎になる可能性もあるため注意が必要です。

3.職業病

客室乗務員は「無駄な動線」が嫌いです。客室でお客様に静かでゆっくりした空間を提供するために、客室乗務員は常に通路を通る際、何度も行き来することのないよう、やらなければならない用事と優先順位を考えながら動きます。

そのため、例えばデパートの中で意味もなく同じところをグルグル回ることや、道に迷うと「無駄な動線ふんじゃった」と悔しがるところがあります。頭の中で自然と動線を構成するのが癖になっているからかもしれません。

客室乗務員(キャビンアテンダント)ならではの9つのメリットと特典

まとめ:客室乗務員の仕事は魅力やメリットがいっぱい

客室乗務員になる夢に向かっている皆さんは、きっと日々努力をされていることと思います。夢を叶えるまでの過程には、不安や諦めの気持ちが芽生えてしまうこともあります。

私が客室乗務員になる夢を叶えることができたのは、このネガティブな気持ちを取り除き、「信念」を育てたことが最大の勝因だと思っています。魅力やメリットがたくさん詰まった仕事に就けた自分を具体的にイメージして、是非「信念」を育ててくださいね。

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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・

ca7彩夏さん

大学を卒業後、国内大手ホテルにて三年間勤務。その後、外資系の航空会社の客室乗務員を二社経験。機内での日英通訳として勤務した経験も持つ。