春本番を迎え、例年より暖かさを感じる日が多くなりましたね。
ポカポカ陽気で心も穏やかになるこの季節ですが、花粉症に悩まされているという人も多いのではないでしょうか。
今や日本人の3人に1人は花粉症と言われていますが、それは客室乗務員も例外ではなく、花粉症対策を行いながら乗務している客室乗務員もいます。
国際線乗務では花粉症の症状も出ないため快適に過ごせるのですが、国内線乗務に乗務するときには、出発前と到着後に機体のドアが開いた時にたくさんの花粉が機内に入ってしまうので症状がひどくなるという人が多かったように思います。
花粉症でつらいのがくしゃみと鼻水・鼻詰まりですよね。
また、肌が荒れたり、かゆみが出たりという人も多いと思います。
客室乗務員はマスクをして乗務するわけにもいかないので、花粉がたくさん飛ぶこの時期にはそれぞれ対策を行なっていました。
中でも気軽に花粉症対策できるのがアロマオイルを使った対策方法です。
そこで、今日は客室乗務員に人気のアロマオイルを使った花粉症対策をご紹介します。
薬に頼りたくないという人や外出先でもできる対策方法を探している人いう人にもおすすめの簡単な方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
客室乗務員が行っている花粉症対策とは?
①ティートゥリーオイルで対策
オーストラリア原産でアボリジニの常備薬としても知られるティートゥリーは、抗炎症作用が強く呼吸器系の症状に役立ちます。
おすすめは、お湯の入ったカップにティートゥリーオイルを垂らしてその蒸気を鼻に当てるという方法です。
スーッとした香りで鼻詰まりや鼻の不快感をはじめ、頭が重いといった症状が緩和されます。
②ユーカリオイルで対策
オーストラリア原産で免疫力アップの効果が期待されるユーカリ。
おすすめは、ハンカチやティッシュにユーカリオイルを数滴垂らしたものを持ち歩き吸入するという方法です。
爽やかな香りで鼻のムズムズやかゆみを鎮めてくれます。
また無水エタノールと混ぜてお部屋にスプレーするのもおすすめです。
③ラベンダーオイルで対策
リラックス効果が高いことで知られるラベンダーには鼻水や鼻詰まりを和らげる鼻粘液排出効果があります。
直接肌に塗ることが最も簡単で効果が出やすいとされていますが、肌に直接つけることに抵抗がある人は、ハンカチやティッシュにつけて吸入したりラベンダーオイルを塗ったマスクをつけたりするというのも簡単でおすすめです。
いかがでしたか?
機内でも外出先でも簡単に取り入れられるアロマオイルを使った花粉症対策をご紹介しました。
これらは比較的花粉症の症状が軽いという人にはおすすめの方法ですが、もし薬を飲んでも症状がひどく日常生活に支障が出るという人は、機内の気圧の関係で航空性中耳炎になる可能性が高いとされています。
客室乗務員になるための身体検査では耳鼻咽喉の項目もあり乗務に支障がないかを厳しくチェックされます。
鼻詰まりがひどく耳抜きができない場合や乗務を繰り返すことで症状の悪化が懸念される場合には、本人の身体のためにも残念ながら乗務に適していないという結果となってしまうこともあります。
もし花粉症や鼻炎で不安がある人は、早いうちから漢方薬などで体質改善を図ったりすることも可能ですので、専門の医療機関に相談してみてくださいね。
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この記事を書いた人
東京・福岡の少人数制エアラインスクールCAコンシェルジュの運営事務局・広報スタッフです