国内大手航空会社でキャビンアテンダントを経験し、人材サービス会社の事務職を経て、現在はフリーランスのライターとして活躍されている「ユカ」さんのライフスタイルをご紹介いたします。
毎日お洗濯がしたいからフリーランスになった!?
外に働きに出ると、意外と自由になる時間が少ないものです。客室乗務員時代はステイも多く、月の半分以上は家を空けていました。そのため休日ともなれば朝から大忙し。洗濯や布団を干すために早朝からカーテンを開けられ、昼まで寝ていたい夫からは非難轟々でした。そんな私に付けられたあだ名は「掃除・洗濯ばばあ」。個人的にナイスネーミングだと思います。
会社を辞めてフリーになったとき、一番喜んだのは夫でした。もちろん心配もあったと思いますが、日々の愚痴や八つ当たり、休日の掃除機や洗濯攻撃から逃げられることが何より嬉しかったようです。
実務だけでなく営業も経理も一人でこなすフリーランスの仕事は、オンオフの境目が分かりづらく、最初は戸惑うばかりでした。コツコツと続け、信頼できるクライアントとも出会い、まもなく1年。まだまだ大変なことも多いですが、仕事をする時間、家事をする時間、自分の時間を毎日自由に組み立てられる今の働き方は、私には合っていると思います。精神的にも余裕ができ、以前のようにすぐ不機嫌になったり、怒ったり、あれやこれやと口うるさく言うようなこともなくなりました。
オフの日もアクティブに!
フリーになって自由な時間が増えたこともあり、オフの日はもっぱら散歩に出かけるようになりました。ライターとしてのネタ探しに話題のグルメや行列スポットを巡ったり、ちょっとした買い物や用事に出掛けたりするのも基本的に徒歩。電車やバスで何気なく取っている道も、手段を変えるだけで全く異なった印象になります。
路地裏のローカルなお店や車が通れないような狭い道を見つけると、子どものようにドキドキワクワクします。常にアンテナを張り、好奇心を持ち続けることはライターにとって大切なこと。一人で仕事をしているとどうしても視野が狭くなりがちなので、気分転換にも最高ですね。
散歩の延長で、登山も始めました。都会の喧騒から離れ自然に触れると、心も体も洗われるような気持ちになります。運動嫌いだったはずの私がジムでトレーニングをしているなんて、学生時代を知る人は誰も信じないでしょう。今なら体育での長距離走もマラソン大会も楽しかっただろうなと思うと何だかもったいない気持ちにもなりますね。
これから始まる登山シーズンに向けてオフは予定がいっぱい。加えてしまなみ海道でのサイクリングも計画中なので、今年の夏は忙しくなりそうです。
成長し続けられることは幸せなこと
先日、縁あって客室乗務員を目指す就職活動生に会いました。彼女たちの夢に向かってひたむきな姿、輝く笑顔に刺激を受け、私も客室乗務員の先輩として良いお手本となれるよう頑張らなければ、と一層気が引き締まる思いでした。未練なんて全くなかった航空業界ですが、今になってまた、少しずつ引き寄せられている気がします。
思えば小学校のころから憧れていた世界。そう簡単に切り離せるものではないですよね。今後は、当時の自分とはまた違った視点で航空業界、客室乗務員という仕事に携わっていけたらいいなと思います。
この頃はライティングや事務業務の枠を超えて活動できる機会が増えてきました。年々新しいことを始めるのは怖くなりますが、ご依頼をいただくたびに「私にはまだまだ伸びしろがある」と言ってもらえているようで嬉しいです。
成長し続けられることはとても幸せなこと。誰も知らない新しい自分に会いに、これからも積極的に挑戦していきます。
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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・
ユカさん
大学卒業後、客室乗務員として国内大手航空会社へ就職。人材サービス会社の事務職を経て、現在はフリーランスのライターとして活躍中。