ヨーロッパ在住の元CAが教えてくれる!海外生活で苦労すること

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ヨーロッパ在住の元CAが教えてくれる!海外生活で苦労すること

CAという職を退いてドイツに移住し、留学時代を含めると計3年半をここベルリンで過ごしました。CAとして、または旅行者として短期で海外を訪れるのと実際に海外に住むというのはどう違うのでしょうか。

私が感じた海外生活での苦労した事や感じた事をまとめてみました。

自分の事は自分で、が鉄則

留学、駐在、国際結婚、はたまた現地ベースの外資系エアラインに就職…海外移住には様々な理由があると思いますが、最初が本当に大変なんです。サポートのある留学や駐在を除いて移住する場合、このファーストステップでまずかなりの時間と労力を使うのではないでしょうか。

ビザや労働許可、家探しに住民登録、銀行や携帯電話…特に役所関係の手続きは、日本での引っ越しと違って一歩間違えれば不法滞在で国外退去となりかねませんので細心の注意が必要です。人に頼ることもできますが、結局はそれぞれ移住条件が違いますので自分でとことんリサーチするしかありません。

問い合わせや役所のウェブサイト等も基本は現地語。私の場合、移住当時のドイツ語レベルは超初歩。NHKラジオ講座で独学で勉強していた程度だったので、ビザや住民登録に関しては辞書片手にかなりの労力を費やしました。

でもこれさえ乗り切ってしまえば正式に滞在が許可された証拠。ひとまずやりきった感と共にかなりの自信に繋がります。

サービス大国日本の常識は捨てていく

役所やお客様センターなど予約や問い合わせの必要がある時ほど日本のサービスの良さを実感する事はありません。電話をしても自動音声で延々と待たされた挙句、電話口に出た担当者からそれは私の管轄ではないから他の部署に電話をするようそっけなく言われて電話を切られたり、同じ役所同士でも担当者によって言う事が違ってたらい回しは当たり前です。

ドイツの場合、英語が通じる場合もありますがあまりいい顔はされません。特に公務員になるとほぼドイツ語のみ。初めの頃は電話する前にいつも問い合わせ内容を細かくドイツ語でメモにして、辞書も手元に準備してから問い合わせをしていました。現地語で話す事は相手へのリスペクトの意味も込めてやはり最低限必要ですね。

サービスといえば宅配便が届いた時に留守だった場合、日本のような再配は全く期待できませんのでこれも困る事が多いです。一度配送にきて不在であれば近所の人に荷物を託してくれていればまだラッキー。大抵のドライバーは最寄りの郵便局や配達支店に持ち帰ります。その際に不在通知が入りますが、日本のように再配達依頼はもちろんありません。

我が家の場合最寄りの大きな郵便局は電車で3駅ですので、以前ネットで購入した重い家電製品をかかえて持ち帰るのは本当に大変でした。それどころか最悪な場合は不在通知すら入っていない事もあります。

現地の日本人コミュニティとの付き合い方

実は海外在住だからといって皆そこの日本人がさばさばして外国慣れしているかと思いきや、都市によってはそうでない事も結構あります。

特に駐在などで一時的に海外に住む場合、現地の日本人コミュニティは小さく、日本よりも息苦しい場合もあります。距離を取りたくても会社関係の繋がりからなかなかプライベートのお誘いを断れなかったり、ちょっとした事も噂ですぐに広まってしまったり。

さらに駐在員のご婦人方は、夫の会社内での上下関係がそのまま自分たちの上下関係になってしまい、現地に新しく移住したばかりの新入り駐在妻がお茶会の手配をしたりしなければいけないようなコミュニティもあるようです。海外駐在員の男性とゴールインする確率の高いCAの同僚が昔そう嘆いていました…。

一方私の住むベルリンの場合はといえば日本企業がもともと少なく、日本人もどちらかといえば自由であまりルールに縛られないアーティストや若者が多いのでこのような問題はほとんどありません。

このように都市や立場によってかなりカラーが違いますし、これだけは住んでみないとなかなか見えてこない問題ではないでしょうか。日本人同士お互い助け合って生活していければもちろん心強い事この上ないですが、自分が現地の日本人コミュニティとどう付き合っていきたいのかよく考えた上で始めから距離を調整しておいた方が後々苦労しないかもしれませんね。

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この記事を書いたCA(客室乗務員)は・・・

ca4涼子さん

国内系大手航空会社の国際線客室乗務員として10年以上勤務し、世界中をフライトで飛び回る。世界の大都市・グルメ・音楽・カルチャーに関心を持ち、結婚に伴いヨーロッパでの海外生活を始める。翻訳・通訳歴も数年あり、英語・ドイツ語はビジネスレベル。

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