CAの仕事は短い時間の中で熟さないといけないことがたくさんあります。例えば、自分の乗務している飛行機が空港に到着します。そして、次の便が飛び立つまでのだいたい30分ぐらいしかインターバルがありません。飛行機が遅延した場合は、次の便の出発時間まで15分もない時だってあるのです。その間にお客様をお見送りし、次のお客様をお迎えする準備をして、出発時刻に間に合うように飛び立たないといけないのです。
このように、CAの仕事は時間との闘いが重要な要素である部分もあります。それでは、仕事を素早くするにはどのようなことを心がけたらよいのでしょう?
その1 決まった仕事は無意識の域へ
CAの仕事においていつもやらなくてはならない最低限の決まった業務は、無意識の域までできるように体の中に入れ込みます。
無意識で確実にできるように体の中に入れ込むことで、意識してやるよりも時間短縮できるようになります。
分かりやすく言うと、幼児が洋服を着替えには、まず着替えの仕方がわからないのでその時点でモタモタしてしまいますよね。幼児は洋服に着替えるだけで10分ぐらいかかってしまうこともあるのです。でも、大人になると着替える時に、洋服を着替える時に着替え方のことなど考えなくてもできるようになっています。洋服を着替えながら、「朝御飯何にしようかな?」とか「今日はどこに出かけようかな?」とか他のことまでも考えられるようになるのです。
仕事においても、無意識で且つ確実にできるようになるためには、何度も訓練と経験していかないといけません。様々な仕事においてプロフェッショナルな人は、無意識の域まで仕事のレベルを持って行き、その上に更なる美しさがあるものです。当たり前の業務を無意識の域でできるようになるのは、修行のようなものです。だからこそ、洗練された動きの美しさが出てくるものなのです。
その2 次に何をするべきか常にシミュレーションする
人の体の動きには、反射によるものと脳の命令によって動くものがあります。体を動かすために、脳に指令を送ってあげないといけません。そのために、早く仕事をしたいと思うのなら、その仕事の流れを事前に頭の中に入れてあげると良いのです。
例えば、飛行機が遅延してしまっている時は、少しでも時間を取り戻せるようにするにはどうしたらよいか?着陸してから自分にできることは何か?を考え、それをやっている自分の動きをシミュレーションしておきます。
そのようなことを考えているCAと、何も考えていないCAでは着陸後にやれる仕事量が大幅に変わるものなのです。
その3 動線を考える
仕事を早くするには、自分の動線を一度振り返ってみると良いでしょう。動線次第で隙間時間は短縮できます。その隙間時間をかき集めたら、かなりの時間短縮につながっていくものなのです。
飛行機に乗った時に行う「安全性チェック」にしても動線をどう動くか?で時間を短縮できます。ギャレー内での準備にしても、動線次第で素早くお客様にサービスを行うことができるのです。
フライトが終わった後に、やらないといけない地上での業務にしても、どう動くかで帰宅時間を早めることができるものなのです。
その4 クルーとの情報共有
乗務中は、クルーとの情報の共有をすることによって仕事を早めることができます。たくさんのお客様の依頼を、いっぺんに自分で引き受けてしまうこともあります。そのような時も、自分一人でこなすと時間がかかることも、手の空いているクルーに頼めば早く対応することだってできるのです。
時間がない時には、それぞれが役割分担をした方が早く終わることもあるのです。
クルーと情報を共有することで、スムーズに仕事が進みます。一番進まないのは、一人で抱え込んでしまうことです。
まとめ
CA一人一人が仕事が早くできるようになれば、遅れている飛行機を定時に飛ばせるように時間を取り戻せることだってできるのです。それによりお客様にも安心して飛行機を利用してもらえるようになるのです。あなたの1秒が定時フライトを行うのにとても重要なのです。
【JAL】CA&GS 一次選考質問集を無料プレゼント
JAL(日本航空)のCA&グランドスタッフ一次選考質問集(最新版)をLINE登録者に無料プレゼント!
↑こちらをクリックしてLINE登録後、「JAL面接質問集」をお送りさせていただきます♪