皆さんは最近どのような本を読みましたか?
CAになりたい!CAの採用選考を通過したい!そんな皆さんが他の人と差をつけるなら、空き時間にぜひ読書をおすすめします。
読書のメリット
デジタル情報化社会と言われる昨今、ちょっとスマホを覗けば多くの情報が溢れています。
スマホで得た情報は断片的なものであるにも関わらず、自分で考えることなく鵜呑みにしてしまいがちという人も多いのではないでしょうか。
それに比べて読書は、自分で感じる力、考える力、想像する力などを身につけることができるだけでなく、語彙力が増えたり、表現力が広がる、コミュニケーション能力の向上、知識や教養が深まるなど、いいことずくめです。
読書とCA
読書から得られるこれらの要素は、実はCAに必要な要素と似ています。
CAは日々の乗務で多様な背景を持つお客様に出会います。さまざまなお客様の要望に迅速かつ的確に対応するためには、高いコミュニケーション能力は欠かせません。また、相手が何を求めているのか、いまどのようなが対応が最適なのか、自ら感じて考える、相手の立場に立って想像するなど、CAに必要なこれらの要素は読書で高めていくことができます。
さらに、ファーストクラスやビジネスクラスでの接客では、幅広い知識や教養がなければ務められないといっても過言ではありません。
そこで今回は読書をすることで新しい発見が得られる、CAを目指す皆さんにおすすめの読んでおきたい航空・ホスピタリティ本をご紹介します。
元CA訓練部長が書いた日本で一番やさしく、ふかく、おもしろいホスピタリティの本
ホスピタリティがサービス業界において重要視されるようになった経緯に沿って、元JALCA訓練部長がホスピタリティ・マインドをわかりやすくやさしく伝えます。ホスピタリティの背景となる異文化交流にも触れながら具体的なエピソードを紹介。ふかく、おもしろいエピソードでもてなします。
選んだ道が、一番いい道
ANAで初めて65歳定年まで空を飛び続け、CA業界のレジェンドといわれた大宅邦子さん。国際線ファーストクラスに乗務し、一流のお客様へのおもてなしを提供しながら、8000人を超えるANAのCAたちに背中で伝えてきた女性としての生き様。転職、子育て、人間関係など、さまざまな場面で思い出したい内容が詰まった本です。
これだけできれば大丈夫! すぐ使える! 接客1年生 お客さまに信頼される50のコツ
やってるつもりができてない。元JALのカリスマ教官が接客のOKとNGのちがいを解説。接客の基本と実践でのコツをやさしく教えてくれる、これまで接客に関わったことがない人にぴったりの接客入門書です。
元国際線CAが教える 感じのいい英語
元日系大手CAだから伝えられる感じのいい英語。英語には敬語がないと言われますが、実は英語にも敬語に当たる表現は存在します。日系大手航空会社は高度なホスピタリティを提供しようという文化から英語の敬語に厳格です。現場での経験を元にした英語の敬語、英語力を高めたい人に最適の1冊です。
国際線外資系CAが伝えたい自由へ飛び立つ翼の育て方 当機は“自分らしい生き方”へのノンストップ直行便です
“どこに行っても自分らしく” 雲の上はいつも晴れ、逆風が強いほど高く飛べる、SNSでも人気のカナダを拠点とする現役CAの体験記です。長距離フライト、お客さま対応、謎の訓練、海外生活、時差ボケ、運命の出逢い、英会話、異文化交流など、やさしくユーモアいっぱいに書かれ、自分らしく生きるお手本となりそうな本です。読書が苦手な人にもおすすめの1冊です。
読書で教養を深めてCAに必要な要素を身につけよう
いかがでしたか?
元CAの目線で教養を深めながらCAに必要な要素を身につけられる、わかりやすくて読みやすい本をご紹介しました。
航空会社によっては自社で本を出版しているところもあります。実際に受験する企業が出版している書籍を読むことは、企業研究の一環になり、また面接での評価にも繋がります。
いつも手元にあるスマホを少し置いて、読書に時間を割いてみると、これまで知らなかった新しい世界が見えてきますよ。